忘年会コスパ術 基本編では、「限られた予算の中で最大限のパフォーマンスを得る」という観点で、
押さえておきたい忘年会成功の基本ポイントについてとりまとめてみました。
忘年会のコスパアップのポイントは、忘年会費だけの話にとどまりません。
いかに少ない労力で忘年会を準備するかという観点や、
お得なキャンペーンの活用によるポイントゲットなど、様々なところにあるようです。
11月の後半から12月クリスマス前までの休前日、12月中旬の平日は特に忘年会の開催が重なる時期。この時期以外でも忘年会シーズンのお店探しでは、条件にあったお店が予約でいっぱいなんていうことも少なくありません。忘年会の予約は可能な限り早く済ませるというのが、忘年会パフォーマンスアップの基本です！特に、大人数会場、大人数個室、プロジェクターや音響などの設備が必要な場合はお早めに！
忘年会参加者にアンケートをとってみると、「内容に比べて料金が高いと感じた」という声も多く聞こえてきます。特にコース料理を選択する場合は、その内容をしっかり確認いたしましょう。料金を安く押さえようと、コストのことばかりに意識が行き過ぎると、パフォーマンスの部分がおろそかになりがちです。多くの人が参加する忘年会では、「あまり飲めないから食べる方で楽しむ」という人や、「飲む方はもちろん、食べる方も」という人まで、要望は多岐に亘ります。
コース料理を選択するときは、料金だけではなく、ボリュームや内容までしっかりチェックし、コスパが高い忘年会を目指しましょう。テクニックの１つとしてコース料理とアラカルトを組み合わせるという手もあります。例えば、鍋食べ放題コースを選択し、サラダや唐揚げなどのアラカルト料理を＋αするというのも賢い選択の１つでしょう。
注）忘年会シーズンは、コース予約しかできないお店もありますので、事前に確認を！
お得なクーポンの利用は宴会シーンにおいて王道中の王道ですが、忘年会においても、コース料金の割引クーポンや、コース時間の無料延長クーポンなど、ピッタリなクーポンが多くのお店から提供されています。これを利用しない手はありません。
また、人数に応じて幹事さんの料金が無料になるクーポンや、何十品もの料理の食べ放題プランが付いたクーポン、プレゼントや割引など特典が付いてくる忘年会早期予約クーポンもありますので、自分たちの忘年会にあったクーポンを賢く選びましょう。
さらに早期予約クーポンの中には、「2013年度 ●●株式会社 ●●部 忘年会」のような豪華な横断幕を無料で作ってくれる忘年会ならではの特典が付いたクーポンもあります。このようなクーポンを利用して、忘年会を盛り上げて、パフォーマンスアップするのもよいでしょう。
年末の忙しい時期、お店選びの時間コストもばかになりません。その時間コストを減らしてくれるツールの１つにネットでの即予約があります。即予約なら、日時や人数に応じた空席情報をネット上で確認できますので、お店に何度も空き確認の電話をする手間が省けてとても便利です！
また、ネット予約には人数に応じてポイントがもらえるというお得な側面もあります。中にはポイント3倍、ポイント5倍というお店もあるので要チェック！
さらにお店選びの労力を減らしたい、細かい要望をかなえてくれるお店を見つけたいという方にピッタリなツールとしてスマート幹事くんがあります。スマート幹事くんは、忘年会開催日、開催エリア、予算、要望などを登録して待つだけ。条件や要望に対応可能なお店からメールが届きます。あとは届いたメールから気に入ったお店を選択するだけでＯＫ！WEBでもアプリでも利用できるお店選びのラクラク予約ツールです。
忘年会コスパ術の基本を押さえたら、シーン別のコスパ術も押さえておきましょう。 このコーナーでは、
と、４つのシーン別の「コストパフォーマンスアップ！」のポイントをご紹介いたします。
職場での忘年会のコスパのポイントは何といっても、コストとパフォーマンスのバランス。忘年会シーズンともなれば、何度も忘年会に参加するという人も多いはず。自腹で参加する忘年会が増えれば増えるほど、忘年会コストはかさんでいきます。また、二次会が開催される忘年会では、一次会の会費が高いと、トータル金額がそれなりの額になってしまいます。このようなことを配慮してコスト面には十分気をつけたいものです。
とはいえ、それが行き過ぎると、「3,000円の飲み放題付きコースだったけど、飲めるアルコールの種類が少なかったし、料理の品数も少なかった」と不満の声も。また、「一部の人だけが盛り上がって全然楽しめなかった」なんて声も聞こえてきたりします。料理の内容や飲み物の種類はもちろん、参加者みんなが楽しめるという面も含めて、コストだけでなくパフォーマンスも考慮したバランスのよい忘年会を心掛けてみましょう。
職場の忘年会では、忘年会費の補助が出るケースもあります。3,000円、5,000円、中には、全額出る太っ腹なケースもあるようです。もちろん、そのまま忘年会費に充てて、一人あたりの負担を押さえるというのもよいのですが、ここでは、補助金の上手な活用法をいくつかご紹介いたします。
支給された忘年会費に自腹金額を上乗せして、普段より少し豪華な忘年会を開催してみてはいかがでしょうか。プライベートではなかなか行けないような高級店や有名店、普段の職場の宴会なら行かないような話題のお店、みんなが行きたくなるようなこういったお店でも自腹足しならあまり懐も痛まずにすみますし、事前の告知でアピールすれば、参加者も増えるかもしれません。
支給された忘年会費を余興として行われるゲームの景品代に回し、景品のグレードをアップするというのも忘年会のコスパ術。豪華な商品を景品に加えたり、みんなが欲しくなるような話題の商品を景品に加えたりできれば、いつも以上に忘年会ゲームが盛り上がることでしょう。
また、全員に何らかの景品が当たるような数を用意できれば、参加者全員の満足度もアップします。
取引先との忘年会は当然パフォーマンス重視になります。その中でも押さえておきたい最大のポイントは、誠意ある対応で臨むことです。相手が興味ありそうな話題を取り上げたり、お酒や料理の手配に気を配ったり、ちょっとした心遣いや相手を敬う誠実な対応は、きっと取引先の方にも伝わることでしょう。
忘年会の満足度アップのためには、相手の好みをしっかり把握しておくのも重要なポイントの１つ。普段の取引先とのミーティングの冒頭や終了後の何気ない会話の中で、相手の好みをリサーチしておきましょう。また、ソーシャルメディアを活用するのも一つの手。相手の趣味や興味、最近の出来事を把握しておけば、忘年会の席上の話題にも困りません。
先方の役員・社長クラスの方に出席いただく場合は、あらかじめ秘書にお酒や料理の好み、好きな飲食店のジャンルなどを聞いておきましょう。お店をピックアップした後に、再度、秘書に相談して決定するなど、先方目線に立ったお店選びを心掛けてはいかがでしょうか。
相手のタイプによっては、お店について相談したり、相手側でお店を決定してもらったりするのもよいでしょう。行きつけのお店や好みのお店なら相手のテンションも自然と上がっていくはずです。この場合でも、その他の煩わしい忘年会の手配は自分たちで行うようにしましょう。
相手のお酒・料理の好みがわからないまま、忘年会が初めての接待の場ということもあるでしょう。そういった時は、次回の接待のためにお酒や料理の話題を出して好みを知っておきましょう。会の早い段階で自然の流れで切り出すのがポイントです。
- ・スマホ／携帯電話を触る
- ・許可なく写真を撮りSNS上にアップする
- ・強制的に飲ませようとする
- ・自分の会社のメンバーとばかり話している
- ・自分の会社のローカルネタで盛り上がる
- ・自分の自慢ばかり話す
- ・人の話に無理遣り割り込む
- ・他の人の話を聞かない
- ・自分の曲選びに夢中で、相手の歌を聞いていない
- ・役職者、キーパーソンばかりを持ち上げている
- ・飲むと横柄になる
- ・はめを外しお店から注意される
- ・自分の会社の女性を口説いている
サークルやゼミ、オフ会の忘年会は、盛り上がり重視でコスパアップがポイントです。そのために、みんなが盛り上がる楽しい仕掛けがあるお店、変わり種なお店を探してみてはいかがでしょうか。例えば、エアーガンシューティングを楽しめる、シャンパンタワーのサービスがある、巨大パフェが食べられる、といったようなユニークなお店があります。こういったお店なら、忘年会中に盛り上がることに加えて、忘年会終了後の「話のネタ」的要素でも盛り上がるといったようにダブルで楽しめます。
「個性的なメニューがある店はSNSでも話題です」（22歳／学生）、「占いをしてもらえるお店に行ってSNSにアップしたら、みんなが『気になる！』とコメントしてくれました」（21歳／学生）など、忘年会の後にSNSでもう一盛り上がりでき、参加者にも喜ばれるでしょう。盛り上がりすぎて、とっておきの瞬間の写真が撮れなかったということのないようにご注意を。
ほどよく酔いが回った状態で参加する二次会。一次会よりも盛り上がれる条件がそろっています！お店選びというとどうしても一次会が中心になりがちですが、二次会のお店選びも手をぬかずに二次会にピッタリなお店を探しておきましょう。
最近では、卓球ができるお店やゴルフのシミュレーションバーなど体験系のお店が話題になっています。一緒にプレーしたり、対決したりすることで、気になる人との距離が縮まるかも!?
また、二次会の定番、カラオケでも、個性的な「コンセプトルーム」が登場しています。ギターが演奏できる部屋や、スポーツ専門店とタイアップした部屋、アニメの公式ルームとして展開された部屋など、珍しいものが多いのでぜひチェックを！
1年に1度の忘年会だからこそ、みんなの結束を強めるために、思い出に残るような忘年会を開催するために、そして盛り上げるために、「盛り上げおそろアイテム」を作ってみてはいかがでしょうか？ Tシャツや手ぬぐい、スマホケースなど、プチプライスで入手できて、普段使いもできるコスパのよいものを作るのがおすすめです！
またこれらの「おそろアイテム」をせっかく作るなら、より盛り上げるために少し工夫をしてみてはいかがでしょうか。Tシャツであれば、おもしろ写真をプリントしてみて、ちょっとした笑いを取りにいったり、幹事さんにだけ内緒にしておき、サプライズしたりなど、ちょっとした工夫でより盛り上げるためのアイテムとして使うことができます。
コストを考え、おそろTシャツを自分たちで作るというのもコスパ術。作るなら、アイロンプリントが簡単です。用意するものは、パソコンにプリンター、アイロンプリント用紙、Tシャツ、アイロン、アイロン台だけ！アイロンプリント用紙は家電量販店などに置いてあるケースがあります。在庫などを問い合わせの上、購入しに行きましょう。Tシャツはアパレル量販店などで安くデザイン性のよいものを手に入れましょう。
- 1、パソコン上にTシャツにプリントしたい画像や文字を用意
- 2、プリントアウトし、画像や文字に沿って、周りに余白をもたせて切り抜く
- 3、切り抜いたものをTシャツの上に置いて、どこに配置するか検討する
- 4、位置が決まったら、プリント面を下にしてアイロンを押し当てる
- 5、アイロン掛けが終わったら、放置して余熱をとる
- 6、冷めたら紙を剥がして完成
同性同士で楽しむのが魅力の女子忘年会。普段の女子会とはひと味ちがう会にしてみてはいかがでしょうか？1年を締めくくるのにふさわしい、思い出に残る度重視でコスパアップを目指しましょう！
いつもの女子会と違った忘年会としておすすめなのが、1年がんばった自分達へのご褒美を兼ねて、優雅にゆったりと過ごすホテルでの忘年会です。高級ホテルともなれば、一歩踏み入れただけで特別感満載ですし、ホテルの女子会ディナープランやディナービュッフェプランなどでは、女子に嬉しいお酒や料理がチョイスされていますので、より一層気分を盛り上げてくれます。
また、もう少し奮発して、女子会お泊りプランを利用すれば、ホテルのバーで大人の雰囲気の二次会を開催したり、エステやネイルケアを楽しんだり、部屋でゆっくり女子トークに花を咲かせたりと、思い出に残る忘年会になること間違いなしです！
ジャズクラブやジャズバーなど、音楽の生演奏があるお店で、しっとり大人女子の忘年会はいかがでしょうか。お酒や料理、ガールズトークに加えて、生演奏される音楽は、自ずと気分を盛り上げてくれそうです。
ジャズクラブ、ジャズバー以外にもピアノの生演奏があるお店や、アーティストによるミニライブが開催されるお店などもあり、これらのお店ならステキな音楽を聴きながら、大人の時間を過ごせそう。
スパ施設には宴会会場やレストラン、ダイニングなどの飲食施設を併設しているところがあります。スパでしっかり温まって、浴衣姿でゆったりくつろぎながら一杯、なんていう忘年会もよいかもしれませんね。おしゃれで清潔感あふれるスパ施設では女性同士の利用も多く、話題になっているようです。エステサービスやリラクゼーション施設などを併せて利用すれば、心身ともにこの1年の疲れが吹き飛んでしまうかも!?
忘年会コスパ術の基本を押さえたら、さらに上級なコスパ術へ。このコーナーでは、忘年会コスパ術の番外編として、忘年会ゲームの景品のコストパフォーマンスについて着目してみました。
限られた予算や準備期間の中で満足されるには、どのような忘年会景品を、どのように用意すればよいか、
いくつかのヒントをご紹介いたします。
ある程度予算がある場合は、目玉の景品として、その年のヒット商品や話題になっている商品、また定番の商品など、誰もが欲しくなるような景品を用意しましょう。もちろん、限られた予算の中、目玉景品の数は少なくてよいのです。かえってその方が、その目玉景品を目指して、忘年会ゲームにも熱が入るというものです。ヒット商品は友達や同僚との間で話題になっているものでもよいですし、年末になると雑誌などのメディアから発表されるヒット商品の中からピックアップしてもよいでしょう。
景品に回せる予算が少ない場合や、ある程度予算があっても参加者全員に景品を用意したいという場合は、格安量販店やディスカウントストアで景品選びをしてみてはいかがでしょうか。格安量販店、ディスカウントストアには、景品としての価値があり、しかもお手ごろな価格で手に入る景品候補の宝の山が！
例えば、お手頃価格のものであれば、芸能人グッズやキャラクターグッズ、昔懐かしいボードゲームのミニ版、お菓子のビッグサイズ版などがあり、変わり種の景品として用意するのもよいでしょう。ある程度予算があれば、美顔器、骨盤矯正グッズ、職場で使える加湿器などの美容ケアグッズをはじめ、癒し系グッズなどがおすすめです。
例えば、「社長との会食チケット」や、「○○さん愛用の品を特別にご提供頂きました」といったような、もらってうれしい？それとも困る？微妙な線を狙ったジョーカー的景品を用意してみてはいかがでしょうか？お宝ともいえるこの商品を誰がゲットするか、こちらもまた忘年会ゲームを盛り上げてくれる景品になりそうです。
お店で選ぶ時間がない… という方は、ネット通販の「忘年会景品セット」を活用してみましょう！目玉商品からささやかな商品まで、予算ごとに旅行券や絶品グルメ、豪華家電など、各種商品を取り揃えて、商品も豊富！忙しい年末、景品選びに手間をかけずにすみます。さらに、会場まで送ってくれるサービスもあり、忘年会当日の持ち運びの煩わしさも省けます。
