炎のパワーで元気になろう!中華料理
「普段よく食べるコレ、こんな名前だったんだ~」とか「漢字でこう書くんだ~」とか、料理や調味料の名前を知っておこう! ちょっぴり知識をつけて“中国4000年の歴史”をモノにすべし!?
料理名
小龍包(ショウロンポウ)
肉汁たっぷりの肉あんが詰まった、小さい蒸し饅頭。上海地方の名物料理。
もも肉
鉄分が多く、肉質は硬め。ネギと交互に刺した「ネギマ」に使われるのはココ。
棒棒鶏(バンバンジー)
ゆでてさました鶏肉に、ごま風味のたれをかけた料理。棒でたたいて肉を柔らかくしたところから、この名がついたと言われる。
北京ダック
アヒルを丸焼きにし、その皮をそぎ、細切りのねぎや甜麺醤(テンメンジャン)などとともに、小麦粉でできたクレープ状の薄餅(ピン)に包んで食べる料理。
シャーベン
エビ色をした大きな揚げえびせん。四川山椒を細かくすりつぶしてカリッとあげたもの。中華料理の前菜としてよくでる。
東坡肉(トンポーロー)…豚三枚肉の醤油煮。宋時代の役人であり文人でもあった蘇東坡(そとうば)が得意とした料理であったところから、この名がついた。
回鍋肉(ホイコーロー)…ゆでた豚肉を切り、こんがりと炒めた料理。豆板醤、甜麺醤などで調味する。
古老肉(クーラホーロウ)…酢豚のこと。一口大の豚肉に下味を付けて、油で揚げ、たまねぎ・ピーマン・人参・しいたけなどの野菜を素揚げして、甘酢あんでからめた料理。
麻婆豆腐(マーボードウフ)
四川料理のひとつで、炒めた豚ひき肉と小さく切った豆腐をスープで煮てとろみをつけたもの。独特の辛味は豆板醤。清の時代に成都で劉氏が作ったのが最初とされる。「麻婆」とはあばたのおかみさんの意で、劉氏があばた面だったことに由来する。
乾焼明蝦(カンシャオミンシャー)
海老のチリソースのこと。にんにく、とうがらし、トマトケチャップなどで海老を炒めた日本でもおなじみの料理。
青椒肉絲(チンジャオロース)
こちらも日本でもおなじみ。細切りにした牛肉(または豚肉)、ピーマン、たけのこなどを炒め合わせて作る。コクのあるオイスターソースで肉とピーマンが絶妙にマッチ。
鍋巴(ゴォバァ)
おこげを油で揚げ、あんをかけて食べる料理。もともとは鍋釜にこびりついた、ご飯のおこげのこと。
刀削麺(トウショウメン)
山西省の郷土料理。水で練った小麦粉の塊を包丁でしゃっしゃっと細くそぎ落とし、ぐらぐらと煮立った大なべに飛ばし茹でる。もちもちとした食感で、ラーメンと同じようにスープでいただく。
炸醤麺(ジャージャンメン)
炒めた豚挽き肉に甜麺醤を絡めたあんかけがかかった麺料理。
デザート、その他
杏仁豆腐
アンズの種の中にある白い部分を使用した中国のデザート。寒天を使用して固くし、ダイヤ型にカットしたタイプと、ゼラチンを使用して柔らかく固めたタイプの物がある
胡麻団子(麻球:マァカオ)
中国料理の点心菓子の一種。胡麻餡を白玉粉に水と胡麻油を混ぜた 生地で包み、まわりに胡麻をまぶし揚げたもの
マーラーカオ
中国の蒸しパンのこと。「マーラー」とはマレーシアのことを意味していることから、もとはもっと南の方から伝わって来たことらしい。
点心
国では基本的には毎日の食事は二回。昼と夜に食べるのが一般的です。点心とはその合間に食べる軽食で、日本の朝食・おやつ・夜食にあたります。
飲茶
点心類を食べながらお茶を飲むこと。お茶は、消化を促す作用があるジャスミン茶、ウーロン茶、プーアル茶などが主流。食べる順序は、あっさりしたものから、こってりしたものへ、最後にデザートが基本。