調査・研究データ
外食市場調査(2018年10月度)
2018.11.29
2018年10月の外食市場規模は3,330億円(前年同月比+135億円・東名阪3圏域計)。外食市場規模は2カ月ぶりに前年比プラス。外食実施率は77.2%で10月としては過去最高を記録。
2018年10月の外食市場規模は、3圏域合計で3,330億円。前年同月比(以下、前年比)は+135億円で、2カ月ぶりに前年を上回った。外食単価は2カ月連続して前年割れしたが、外食実施率と頻度が前年を上回った。特に外食実施率は3カ月連続して前年比プラスで、10月としては2013年の調査開始以来、最高値を記録した。圏域別では、首都圏と関西圏は前年比プラスであったが、東海圏は外食市場規模が前年比-19億円であった。カレンダー上は前年に比べて日曜日が1日少なかったが、全国的に好天に恵まれたことと、2017年10月は台風など悪天候が多かったことから、前年比では有利に働いたと思われる。業態別の市場規模では、主要16業態中9業態が前年比プラスであった。最も伸びた業態は「居酒屋」(前年比+59億円)。「レストラン、食堂、ダイニング、洋食店」は15カ月連続して市場規模が前年比プラス。
●2018年10月の外食実施率は 77.2% (前月比増減 +1.3pt、前年比増減 +2.2pt)
●2018年10月の外食頻度は 4.17回/月 (前月比増減 -0.04回、前年比増減 +0.08回)
●2018年10月の外食単価は 2,497円 (前月比増減 +42円、前年比増減 -21円)
●2018年10月の外食市場規模は 3,330億円 (前月比増減 +85億円、前年比増減 +135億円)
稲垣 昌宏ホットペッパーグルメ外食総研 上席研究員
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