エッセイ
自宅でカレーを多めに作ってしまって、次の日まで余らせてしまうパターンって多いですよね。誰もが直面したことがあるであろう「2日めのカレー」でなにを作るか問題について考察してみました。
東京・中野にある立ち飲みのできる天ぷらの名店「小出屋 天太」。揚げたての天ぷらとキリリと冷えたチューハイを味わいながら、あらためて「一人飲み」の楽しみ方について考えてみました。
最近よく目にする「画像生成AI」にプロンプト(※ユーザーがAIに対して行う指示のこと)を入力して、世界に存在しないオリジナル料理画像を生成してもらいました。料理の新たな地平が開かれるかも……?
ワクサカソウヘイが未食に挑戦し、「食事のリベラル性」を取り戻す過程を描くルポ・エッセイシリーズ。 ※毒性のある植物などをむやみに口にすることは、事故を招きます。花を食べる際は必ず食用として売られているものを使用しましょう
秋田の実家に帰省し、稲刈りをしてきました。稲刈りしたての新米はやはりおいしく、またコンバインで実際に稲刈り作業をしてみると、その味もひときわおいしく感じられます。今回は、そんな稲刈り体験についてのリポートです。
蕎麦屋で頼むことができると言われる「天ぬき」をご存じでしょうか。天ぬきとは、天ぷら蕎麦の、蕎麦を抜いたものを注文すること。なにやらツウな楽しみ方のような気もしますが、ちょっと一見さんにはなかなかハードルの高い楽しみ方のようで……。
齢三十五を数えたあたりから、食事に関し「保守」に走り始めている自分に気付いたワクサカソウヘイ。これは彼が様々な未食に挑戦し、「食事のリベラル性」を取り戻すまでの過程を描くルポ・エッセイシリーズである。
ちらし寿司や太巻きくらいにしか使い道がないと思われがちな食材、さくらでんぶ。しかしその優しい甘味とうま味は、タイやタラといった白身魚由来のものであり、実は調味料としてのポテンシャルも高いのです。
「水そば」というそばの食べ方をご存知でしょうか。つゆにはつけず、水につけて食べることで、そばの味と香りそのものを楽しむという、まさに「通」の味わい方。この極限までシンプルな方法で、乾麺のそばを食べ比べてみます。
大人が子どもと「ごっこ遊び」をやるなら、どこまで本気でやるかが腕の見せ所ですよね? 3人の子を持つライターの飯炊屋カゲゾウさんが、家族みんなで楽しむための「本気の映画館ごっこ」をご提案いたします。
便利な調理道具があると聞けば予算が許す限り取り寄せ、テレビやネットで調理ハックを見かければ試してきたというライターのカゲゾウさん。家事歴25年以上の料理好きが編み出した、もっと料理が楽しくなるキッチン小技をご紹介!
さまざまなスイーツに使われるスパイス、シナモン。あれって意外と台所に余らせがちな食材ですよね。 でも、シナモンって実はこんな料理にも応用がきくんです。
ちょっと気の利いた蕎麦屋さんや、いい日本酒を置いているような居酒屋さんなどで出てくる「焼き味噌」。しゃもじにのせて作ると雰囲気も出ますし、キンと冷えた日本酒のおつまみにこれをチビチビやると、それこそ極楽なのではないでしょうか。
スーパーでなんとなく買い、なんとなく半分だけ使ったまま余らせがちな食材といえばマイタケやシメジ、マッシュルームなどのキノコ類。これらを「会社から帰宅して、玄関開けたら3分で作れる」スピード感でやっつけたいと思います。
残暑厳しいこの時期、そうめんや冷たいそばの薬味として、あるいは刺身のつまとして、はたまた冷奴や焼きナスの相棒として、とにかく重宝するのがミョウガ。今回はそんな「いつも脇役」なミョウガを主人公として褒め称えてみたいと思います。
スパイスカレーが好きだったら、まず揃えておきたいスパイス「クミン」。 多くの日本人にはまだまだ馴染みのないスパイスですが、カレー以外にもいろいろな楽しみ方があるんです。今回は、クミンを使った意外なレシピをご紹介します。
ライター・カゲゾウ氏が以前から取り組んでいる、最高の晩酌づくり。主食はあまり食べずに、お酒をチビチビやりながら晩酌したいタイプにとって、なにが最高のおつまみになるのか。「盛り付け」の視点から探ってみました。
業者用のスーパーなどで販売している冷凍牡蠣を使って、ホイル焼きを作ってみたら、とてもおいしく、お酒に合う家飲みのお供ができました。ホイルに包んで、オーブンやトースターに⼊れるだけ。洗い物も少ないですし、⾷べたい分だけ解凍できるのも最高なの…
2カ月で-6キロ、体脂肪率-5%のダイエットに成功した現役女子プロレスラーの松本都が、実際に効果があった簡単レシピ4品と、10分でできる簡単エクササイズを紹介します。
1年半かけて夫婦で世界一周をしたライターが、現地で食べた味を思い出しながら、「グリーンカレー鍋」「チヂミ」「サテ」と、酒のつまみにぴったりな本格アジア料理3種を缶詰を使って再現!
「これだけは譲れない」と思っていること みかんの房の白い筋はきっちり取ってから食べるとか、納豆は424回かき混ぜるとか。 皆さんも人知れず実行している、「こだわりの食べ方」をお持ちではありませんか? こんにちは、メシ通ライターの飯炊屋カゲゾウで…
猫が店番をしている居酒屋です こんばんは。わたしの名ははるといいます。名付け親はマスターです。 新橋の烏森神社横にある居酒屋「家庭料理てまり」で店番をしています。 よくお客さんに「きみに会うといつでも春の陽気を感じるんだ」と言われます。 わた…
すごくデカいハム。通称「顔ハム」 日進ハムさんというハムやソーセージの老舗の会社がありまして。 『メシ通』でも記事になってましたね。 www.hotpepper.jp 日進ハムのキラーコンテンツが「国産豚ボンレスハム(ホワイトハム)」(1パック162g/1,080円)…
引き立て役だけど、「むしろそっちが食いたいんじゃ!」な食材 みなさんこんにちは。ライターの飯炊屋カゲゾウです。 以前『メシ通』で書いた「そろそろ端っこグルメNo.1を決めようじゃないか!」という記事が好評だったんですけど、あれはおおむね均一な食…
「野毛」との出会いが、私の日常を変えた 地下通路を抜けると、私の心はおやじに戻る。 かれこれ16年ほど前、私は1歳と2歳の子どもを連れてシングルマザーになった。 幸せとは言い難い結婚生活から解放され、ささやかながら幸せに満ちた3人暮らし。ただ、た…
惰眠をむさぼり、食欲に負けてしぶしぶ起きた土曜朝10時 お腹が空いて、目が覚めました。 目の前にあったのは……食パン。 マヨネーズをたっぷり。 ロースハムを1枚乗せる。 完成。 ハムに到達しない部分の、四隅から食う。 その後、中央に向かってまわしなが…
親の作ったご飯、いつ食べましたか? 「晩ごはん、なに食べたい?」 帰省する時、親から必ず聞かれるヤツですね。 イラスト:©︎ディスク百合おん 我がお母さん。 ハンバーグ、カレーライス、etc…… 思い浮かぶのは好物が基本でしょう。 ですが私はこういう時…
せまる「かいとう くろぼうし」のましゅ! ウチには一男二女のチビたちがいるのですが、長女と次女の誕生日が近いため、毎年誕生日会は合同で行っています(バラバラにやりたいといいださなくて、ほんとパパとママ助かってるよ)。 子どもにとって誕生日とい…
かわいいフリー素材といえば「いらすとや」 無料かつ商用可のかわいいイラストで有名な「いらすとや」。 名前をご存知ない方もいるかもしれませんが、イラストは見たことがあるはず。 ネット上や街中でしこたま使われていますよね。 ▲グルメライターのイラス…
食と異性、食と恋愛、デートと外食などをテーマにした女性クリエイターによるリレー連載「21世紀のGUY食問題」。 今回はお酒を中心とした飲食文化に造詣の深い作家の江口まゆみさんが登場。「酔っぱライター」の異名を持つ彼女が、男女とお酒の関わりについ…
料理がうまくなりたいなぁといつも思っています。家族の誕生日や記念日のごちそうもそうですが、肉じゃが・きんぴらごぼうといった日々の何気ないおかずこそおいしく作りたい。 しっくりなじむ洗いざらしの綿のパンツと清潔なシャツを着て、簡素な台所に立ち…
優香などのモノマネの女芸人・小出真保による連載企画「SNSモノマネ」。 “食”をテーマに、ネット上にあふれる「いいね!」が欲しいオンナたちの姿とその裏側を、小出がこっそり(ちょっとオーバーに?)コピる、なりきり企画です。 たとえ、現実の自分からか…
どんな髭剃りにも哲学がある この言葉、村上春樹の小説(『1973年のピンボール』講談社)で知ったのですが、元はサマセット・モームの小説からの引用のようです。 日常的で些細(ささい)なルーティーンでも、長く続ければそれなりの哲学が生まれる。うん、…
食と恋愛や、デートと外食をテーマにした女性クリエイターによるリレー連載「21世紀のGUY食問題」。 第3回目は、漫画家/コラムニストの辛酸なめ子さんが登場。「彼氏彼女の食事」というテーマで、デートにおける男女のパワーバランスについて考察していただ…
優香などのモノマネの女芸人・小出真保による連載企画「SNSモノマネ」。 “食”をテーマに、ネット上にあふれる「いいね!」が欲しいオンナたちの姿とその裏側を、小出がこっそり(ちょっとオーバーに?)コピる、なりきり企画です。 たとえ、現実の自分からか…
優香などのモノマネの女芸人・小出真保による連載企画「SNSモノマネ」! “食”をテーマに、ネット上にあふれる「いいね!」が欲しいオンナたちの姿とその裏側を、小出がこっそり(ちょっとオーバーに?)コピる、なりきり企画です。 たとえ、現実の自分からか…
独流ゆで卵はエコのたまもの!? みなさんは、ゆで卵ってどう作ってますか? お鍋に卵がかぶるくらいの水をはって、沸騰してから5~7分くらいでしょうか? 「はいそれ、エコじゃないからダメ~!」 ……って、うちのドイツ人の夫なら言うかも。 というわけで、今…
食と恋愛や、デートと食事をテーマにした女性クリエイターによるリレー連載「21世紀の外食……いやGUY食問題」。 第3回目は前回のトイアンナさん同様、Twitterで絶大な支持を集めるフリーライターのさえりさん。テーマは男性なら誰もが悩む「初デートのお店選…
切っても切れない食事と恋愛の関係。『メシ通』では、外食やデートをテーマにした女性クリエイターによるリレー連載がスタートしました。題して「21世紀の外食…いやGUY食問題」! 第2回目は前回同様、トイアンナさん。テーマは「俺のお気に入りの店問題」………
ミステリーに登場する名探偵たちは、タフな事件の合間に、そして解決後にグラスを傾けます。今宵は主人公たちが愛した酒を飲みながら、その作品を楽しもうという趣向です。 『長いお別れ』&オールドグランダッド まずは、ハードボイルドの代名詞ともいえる探…
優香などのモノマネの女芸人・小出真保による新連載がスタート! “食”をテーマに、ネット上にあふれる「いいね!」が欲しいオンナたちの姿とその裏側を、小出がこっそりコピります。 題して「SNSモノマネ」。 たとえ、現実の自分からかけ離れても構わ…
切っても切れない食事と恋愛の関係。『メシ通』では、外食やデートをテーマにした女性クリエイターによるリレー連載「21世紀のGUY食問題」がスタートします。 記念すべき第1回目は、ブロガーであり書籍の執筆や恋愛相談も行うトイアンナさんが登場。テーマは…
会社をずる休みしたり無理して借金こしらえたり。そこまでしてもやり遂げたい、いわゆる“悪魔の趣味”というものがあります。有名なのは釣りですが、蕎麦もその一味じゃないかというのが僕の持論です。なぜ人は蕎麦にハマってしまうのか。その理由を考えると…
「出汁(だし)」。 それは男子のロマンをいつだってかき立てる。 出汁という概念を知ったのは、小学4年生の頃だった。 母が味噌汁を作る際に、鰹節をお湯に投入しているその様子を訝しみ、「なんでそんなことするの?」と尋ねた。母の口から「この鰹節から…
今でも思い出すお父さんのあのお寿司 僕の奥さん、アッコさんが時々懐かしそうに語るのが「おとうさんのおすし」。それはアッコさんの子供時代、今は亡きお父さん(カゲゾウにとっては義父)が三人の幼い兄弟のために握ってくれたお寿司のこと。 時代は昭和…
給食には、切ない思い出がある。 僕は食べることがとても遅く、「反芻してるのか」「胃が4つあるのか」「トータル、牛か」と級友に責められるほどに、ゆっくりゆっくりと給食を噛み続ける子どもであった。 みんなが早々にごちそうさまをしても、僕だけがいつ…
みなさん。 日本は古来より各地方地方、地域地域に不思議な伝承とさまざまな怪、要するに妖怪の類の存在が知られてきた。 遠野には河童。京都には鞍馬天狗。 そして現代の世。 日本全国津々浦々まで隙間なく、ゆるキャラで溢れておる。 ふなっしー、くまモン…
カレーが大好きだ。 二日に一度は、カレーを食べる。昨日はチキンカレー、その前はグリーンカレー、さらにその前はスープカレー、といった具合に、だらしない日々にカレーで句読点を打ちながら生きている。 だから僕は「この世に溢れる、ありとあらゆる種類…
カップラーメンをどう食べるか。それが問題だ。 数年前、CMでとあるタレントが、アフリカの大平原で太陽を見つめながらカップラーメンをすすっていた。とても、絵になっていた。 カップラーメンを食べている様など、普通は絵にならない。どこでどう食べよう…