こんにちは! スパイスコーディネーターマスターのバリ猫ゆっきーです。
スパイスの効いた、ご飯もビールもはかどる肉料理を食べたいなと考えていて、ふと思い出したのがバリ島で食べた「サテ」。
バリで、レストランから屋台まであちこちで食べられるサテは、串に食材を刺して焼くインドネシア料理の定番の一品。ピリ辛のピーナッツソースをつけて食べるのが特徴です。鶏肉を使ったものを「サテ・アヤム」、豚肉なら「サテ・バビ」といいます。
今回は、バリで食べたその味を思い出しながら、串に刺さずにご飯にのっけた「スパイスねぎま丼」にアレンジしてみました。サテについてくるピーナッツソースも、市販のピーナッツバターで簡単に作ってみましたよ。
バリ猫ゆっきーの「鶏もも肉のスパイスねぎま丼」
材料(2人分)
- 鶏もも肉 200g
- 長ネギ 1/2本
- 塩、こしょう 少々
- サラダ油 小さじ1
- ご飯 茶碗2杯
- 青ネギ(小口切り) 適量
- レモン(くし切り) 1/8個
(A)
- しょうゆ、さとう 各大さじ1
- おろしにんにく、おろししょうが 各小さじ1
- コリアンダーパウダー 大さじ1/2
- ターメリック 小さじ1/2
(ピーナッツソース)
- ピーナッツバター(粒入り、加糖タイプ) 40~50g
- 中華スープの素(顆粒) 小さじ1/4
- お湯 大さじ1
- しょうゆ 大さじ1
- 砂糖 小さじ2
- ラー油 小さじ1
- 酢 小さじ1/2
作り方
1. 鶏もも肉はひと口大に切り、塩、こしょうを振る。長ネギは2~3cm幅くらいに切る。スパイス、調味料も揃えておく。
2. ボウルで(A)を混ぜ合わせ、鶏もも肉を入れてよく揉み込み、ラップをして冷蔵庫で1時間くらい置く。
3. フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、下味をつけた鶏もも肉を皮面を下にして並べて焼く。焼き色がついたら裏返して反対側も同じように焼く。
4. 鶏もも肉の両面に写真くらいの焼き色がついたら、フライパンの端に寄せ、長ネギを入れて焼く。長ネギに焼き色がついたら裏返して、反対側も同じように焼いたら、取り出す。最後は弱火にしてフタをし、1~2分蒸し焼きにして鶏もも肉に火を通す。
5. 丼にご飯をよそい、焼いた鶏もも肉、取り出しておいた長ネギをのせ、青ネギを散らし、レモンを添える。
6. ピーナッツソース用のすべての材料を混ぜ合わせる。お好みで鶏もも肉にかけながら食べる。
ピーナッツソースは、清潔な密閉容器に入れて冷蔵庫で1週間くらい食べられます。いつもの焼き鳥につけても美味しいですよ。
ピリ辛ピーナッツソースで味変
コリアンダーの甘い香りで下味をつけた鶏もも肉は、見た目はいつもの照り焼き風の焼き鳥ながらひと味違います。焼きネギの甘さと鶏もも肉の相性は言うまでもなく、ご飯がすすみますよ。
そして、ここにピーナッツソースをかけて味変。ほんのりピリ辛で、ピーナッツの食感も良いアクセントになって、飽きることなく楽しめます。
新婚旅行で行ったバリは、人も食べ物も、ハンドルネームに使うほど大好きな国の1つ。
ちなみに、バリのあるインドネシアは世界有数のお米の産地で、バリ中心部のウブドからほど近いテガラランで見た美しいライステラス(棚田)は今でもよく覚えています。
種類は日本とは異なるものの、バリでもお米はよく食べられていて、チャーハンに似たナシゴレンもおなじみですね。スパイスの効いたサテ風の焼き鳥もご飯によく合うので、アジアめし好きはぜひ作ってみてくださいね。
作った人:バリ猫ゆっきー
スパイス料理研究家、スパイスコーディネーター協会認定スパイスコーディネーターマスター。スパイスレシピコンテストのグランプリ受賞がきっかけでスパイス料理のトリコになり、ブログ『楽しいキッチン*spice-cooking*』にてスパイスを使用した料理や、簡単で美味しいレシピ、アウトドアレシピを紹介。レシピ開発、料理教室講師、フードスタイリング・コーディネート、コラム執筆など幅広く活動中。バリ島の定番みやげ「木彫りの猫」がお気に入りで、“バリ猫”はそれにちなんだもの。
- ブログ:楽しいキッチン*spice-cooking*
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企画協力:レシピブログ
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