炭水化物で炭水化物を美味しく食べる肉なしの「ほぼじゃがいもだけのスパイスカレー」【バリ猫ゆっきー】

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こんにちは! スパイスコーディネーターマスターのバリ猫ゆっきーです。

じゃがいもの美味しい季節、炭水化物で炭水化物を美味しく食べるなら今! ということで、今回のスパイスカレーは、食べごたえのある大きめのじゃがいもが主役です。スパイスの組み合わせをひと工夫して、お肉ゼロ、ほぼじゃがいもだけですが、見た目も味もボリューム満点のスパイスカレーが完成します。

カレーといえばターメリックで黄色く仕上げることが多いですが、今回は白っぽいじゃがいもがカレーの中で映えるよう、パプリカパウダーで少し赤めのカレーに仕上げました。いつもと少し違う色合いで、じゃがいもの主役感が増しますよ。

ブラウンマスタードでパンチを効かせ、フェヌグリークで甘い香りとコクも加えます。

 

バリ猫ゆっきーの「ほぼじゃがいもだけのスパイスカレー」

材料(2人分)

  • じゃがいも 中サイズ2~3個(250gくらい)
  • 玉ねぎ 1/2個
  • トマト 1個(200gくらい。カットタイプのトマト缶60~70gでもOK)
  • おろししょうが、おろしにんにく 各小さじ1
  • ブラウンマスタードシード 小さじ1/2
  • サラダ油 大さじ2
  • 水 100ml
  • 塩 小さじ1

(A)

  • コリアンダーパウダー 小さじ1
  • フェヌグリークパウダー 小さじ1
  • パプリカパウダー 小さじ1/2
  • レッドペパー 小さじ1/4~1/2(お好みで加減してください)

 

作り方

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1. じゃがいもは皮をむき半分に切って、ラップに包んで電子レンジ600wで5~6分加熱する。

先に電子レンジで加熱しておくことで、煮込み時間を短縮できます。

新じゃがで作るときは、小さいものなら皮はむかずにそのままで、半分に切るくらいの大きめのものならむいてから使っています。

 

2. 玉ねぎは5mmくらいの厚さに切り、トマトはみじん切りにする。

 

トマトの皮はそのままでもいいですが、スライサーなどで薄く皮をむいておくと食べたときに気になりません。

 

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ちなみに、トマトは丸のまま冷凍しておくと、流水で洗うだけで簡単に皮がむけます。皮をむいたら、半解凍くらいまで自然解凍してから使います。冷凍トマトはトマトソースを作るとき等にも便利ですよ。

 

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3. フライパンにサラダ油、ブラウンマスタードシードを入れ弱火にかけ、

 

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ブラウンマスタードシードが弾けてきたら、玉ねぎを加えて中火で炒める。

 

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4. 玉ねぎが半透明になってきたら弱火にし、おろししょうが、おろしにんにくを加えて混ぜる。

 

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しょうがとにんにくの香りが立ってきたら、トマト、(A)のスパイス、塩も加えて玉ねぎとよく絡める。

 

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5. じゃがいも、水を加えて混ぜたら中火にして、フツフツとしてきたら、

 

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弱火にして、フタをして7~8分煮る。

 

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6. フタを取りさらに2~3分煮詰めて完成。

あれば仕上げにガラムマサラ(分量外、小さじ1くらい)を加えると、より香りよく仕上がります。

 

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今回はもち麦を混ぜたご飯(米1合にもち麦50gの割合)と合わせました。白いご飯、簡単にできるクミンライス、サフランライスやターメリックライスでも美味しくいただけますよ。

www.hotpepper.jp

 

スパイスの組み合わせ1つで、お肉ゼロでも大満足

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ピリッと辛く、香ばしいブラウンマスタードシードがゴロゴロと大きなじゃがいもによく絡みます。ブラウンマスタードシードのプチプチとした食感も楽しいですよ。

フェヌグリークのほんのり甘い香りも食欲をそそり、お肉が入っていないほぼじゃがいものみのカレーですが、かなり食べ応えのあるカレーに仕上がりました。

 

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ブラウンマスタードシードは、ほどよい辛味と香ばしさ、プチプチとした食感が良いアクセントになります。種子が細かいので食材との絡みもいいです。

 

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フェヌグリークパウダーは、種子をローストし、かたい殻を挽いてパウダー状にしたもの。カラメルやメープルのような甘い香りと独特の風味がします。ほんの少量でも深いコクをプラスできるので、スパイスカレーを作って何か物足りないな……と感じたときにもぜひ試してみてください。

 

作った人:バリ猫ゆっきー

バリ猫ゆっきー

スパイス料理研究家、スパイスコーディネーター協会認定スパイスコーディネーターマスター。スパイスレシピコンテストのグランプリ受賞がきっかけでスパイス料理のトリコになり、ブログ『楽しいキッチン*spice-cooking*』にてスパイスを使用した料理や、簡単で美味しいレシピ、アウトドアレシピを紹介。レシピ開発、料理教室講師、フードスタイリング・コーディネート、コラム執筆など幅広く活動中。バリ島の定番みやげ「木彫りの猫」がお気に入りで、“バリ猫”はそれにちなんだもの。

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