懲りずにまた「やけくそレシピ」を開発してみました
今回は「やけくそレシピ」のキノコ編ですよ、皆様。
さて、今回選んだ食材がなぜキノコなのでしょうか?
食材としてのキノコは、以下の点がポイントが高いと思いました。
- とにかく「安くて旨い」という単純な理由
- 種類豊富で飽きがこない
- 低カロリー食材としての有能さ
- 調理観点で言うと火の通りが早く、時短食材で便利
そんなお役立ち菌類のやけくそレシピ、当然あったら便利でしょう、助かるでしょうということで以下のメニューの開発を試みました。
- やけくそエリンギ焼き
- やけくそマイタケスープ
- やけくそレンチンシメジ
- やけくそマイタケステーキ
- マッシュルームやけくそまるかじり
ではどうぞ。
やけくそエリンギ焼き
1品目はとりあえず「焼き」からてみましょう。
【材料】(1人分)
- エリンギ 適量
- 塩コショウ 適量
【作り方】
1.(気になる場合は軽く洗い)適度な大きさに手で裂きます
2.魚焼きグリルにアルミホイルをしき、エリンギを並べて塩コショウを振ります
3.弱火で5分ほど焼き、完成
安くて早くて低カロリーで、そのうえ後片付けも楽々。
裂く大きさによって焼き時間は多少前後します、焦げ目がついた頃合いで召し上がって下さい。
エリンギはなんといっても石づきの処理をしなくていいので、包丁レス&まな板レスの調理が可能なんですね、手で裂いてしまえば済むのです。
裂きイカ感覚で酒のつまみにオススメ、後片付けもホイルを丸めて捨てるだけ。
MP1くらいしか残ってない日にぴったりのメニューです。
やけくそマイタケスープ
シンプルだけど、言われてみればたしかに優れものレシピ。
【材料】(1人分)
- マイタケ 1株(約100g)
- 顆粒の鶏ガラスープの素 小さじ4(商品の規定量で調整してください)
- 水 500ml程度
【作り方】
1.(気になる場合は軽く洗い)マイタケを手で適当にバラし、水、鶏ガラスープの素を鍋に入れます
2.火にかけてしんなりするまで煮たら完成
▲うま味たっぷりの幸せになるスープ
馬鹿にしているのかというくらいシンプルなのですが、これも手でバラせばよいため包丁レス&まな板レスで簡単なのと、マイタケの出汁が滅茶苦茶出るうえ、マイタケ自体に食べ応えがあるから見た目以上に満足感が高い。
実は非常に有能なレシピです。
やけくそレンチンシメジ
お次はレンチンだけのやけくそレシピ。
【材料】(1人分)
- カットシメジ 1袋(約100g)
- ドレッシング 適量
【作り方】
1.(気になる場合は軽く洗い)シメジを耐熱容器に入れ、ふわっとラップし600Wで2分ほどレンチン
2.ドレッシングを振り掛けて完成(マヨネーズでもOK)
要はレンチンもやしのシメジバージョン。
これも包丁もまな板も要らないチンするだけの簡単過ぎるメニュー。味もドレッシングでキメるので、その時の気分で飽きずに食べられます。
そして袋入りのカットシメジなのがポイント、石づきの処理が必要ないんですね。
シメジのビニール袋ごとレンチンしちゃう、やけくそ極まった人も世間にはいるようですが、ビニール袋がチンOKかどうかわからないので本稿では紹介しません。
やけくそマイタケステーキ
ちょっとテクいレシピ。
【材料】(1人分)
- マイタケ 1株(約100g)
- サラダ油 適量
- 塩コショウ 少々
【作り方】
1.(気になる場合は軽く洗い)マイタケを平べったく裂きます
2.薄く油をひいたフライパンを熱し、マイタケを置きます
3.アルミホイル、重し(水を入れた鍋など)の順に重ねて潰し、弱めの中火で3分ほど焼きます
(※)重しが崩れたりしないよう、気をつけて!
▲完成
▲塩コショウを振って食べましょう
ペッタンコになってますが香ばしくて美味しいです。
プレスすることで火の通りが早くなり、ザっと調理してバッと食べられます。
そしてこれも包丁レス&まな板レスで良いですね。
マッシュルームやけくそまるかじり
【材料】
- マッシュルーム 適量
- オリーブオイル 適量
- 塩 適量
【作り方】
1.濡らしたキッチンペーパー等でマッシュルームの汚れを取ります
マッシュルームは、カサの閉じた新鮮なものを使いましょう。中の黒い部分が見えないものが新鮮なマッシュルームです。
2.オリーブオイルと塩を合わせたものをつけてかじります
▲旨い、食べると幸せになるやつ
キノコの中でも新鮮なマッシュルームは生で食べられるので、そのままかじるだけのやけくそズボラ料理、というかもはや料理なのかなんなのかという感じですが、シンプルなマッシュルームの香りが堪能でき、ワイン等に良く合います。
傘の開いたものはNG、石づきが残っていたら切り落としましょう。
(※)ご注意:マッシュルームは基本的に生で食べられ、また香りやうま味が逃げてしまうために水洗いする必要がないと言われていますが、一般的に生鮮食品の生食は食中毒のリスクがごくまれにあるため、抵抗力の低い妊娠中の方、ご高齢の方、小さなお子様はよく水洗いする、または加熱して召し上がってください。
というワケでキノコづくし、いかがでしたでしょうか。
全体的に「これはレシピなのか?」という疑問符をつけられてしまうかもしれませんが、それはさておき、なにかと処理も簡単で使いやすい食材なので便利便利、そして価格も安いし低カロリーというのも食卓への登場頻度が上がりやすいですね。
ぜひ皆さんも日々のお料理に取り入れて、やけくそキノコパワーを享受してください。
もしかしたら大きくなったり残機が増えたりするかも知れません。
以上、文章もやけくそ気味になってきましたが、また次回のやけくそレシピ特集でお会いしましょう。では。