こんにちは、料理研究家のエダジュンです。
本日は、旬のなすを使った「坊さんの気絶」のレシピをご紹介したいと思います!
うそみたいな名前の料理ですが、もともとはトルコの家庭料理で、おいしそうな匂いにお坊さんが気絶してしまった、という昔話に由来するんだとか。今回はエスニックな味わいにアレンジしてみました。ごはんにもおつまみにもぴったりな1品、さっそく作ってみてください!
エダジュンの「エスニック風坊さんの気絶」
【材料】(作りやすい量)
- なす 3本
- ベーコン(角切り) 50g
- トマト 1個(150g)(角切り)
- 玉ねぎ 1個(200g)(みじん切り)
- パクチー 1株
- にんにく 1片(みじん切り)
- オリーブオイル 大さじ4
(A)
- ケチャップ、スイートチリソース 小さじ2
- コンソメスープの素(顆粒) 小さじ1
- 塩、黒こしょう 少々
作り方
1. なすはしましまになるようにピーラーで縦に皮をむく。ボウルに水をはり、皮をむいたなす20分ほど浸してアクをとり、水気をしっかりときる。パクチーは茎の部分はみじん切りに、葉は1cm幅に切る。
2. フライパンにオリーブオイル(大さじ3)をひき、なすを入れフタをし、弱火でじっくりと焼き色が全面につくまで焼く。(焼き途中、フタを開けてひっくりかえす)
3. 同じフライパンにオリーブオイル(大さじ1)をひき、弱火でにんにくを炒める。にんにくの香りがたってきたら、中火で玉ねぎとベーコンを炒め、玉ねぎがしんなりとしたら、トマトとパクチーの茎を入れ、(A)で味付けをする。
4. 2のなすに縦に切れ目を入れ、3の具材を詰める。フライパンに戻し入れ、なすが半分ほど浸かるくらいに水(分量外)を加えて、フタをし水気がなくなるまでじっくりと煮込む。最後に、皿に盛りつけ、パクチーを添える。
トロトロなすと、具材たっぷりの野菜が食欲を押し上げる!
じっくりと焼き、煮込んだなすに、たっぷり野菜のうま味が染み込んで、うま味がギュッと詰まった1皿です。今回はスイートチリソースで甘辛さと、パクチーでエスニック風にアレンジしました。冷蔵庫で冷やしてから食べてもおいしいので、ぜひ出来立てとの差も楽しんでくださいね!
※この記事は2017年9月の情報です。