糖質制限ダイエットの力強い味方ーーそれは豆腐。
よく炭水化物のかわりにたんぱく質を取ればいいというけれど、やっぱり脂質の多いお肉ばかりになってしまうのは考えもの。
そんなとき、やっぱり浮上してくるのがこの食材なんですね。
便利で機能的、かつおいしいと三拍子そろった豆腐レシピをご紹介しましょう！
なんちゃってモッツァレラチーズ。無限の可能性を秘めた「塩豆腐」をアレンジしてみた
「塩豆腐」をご存じだろうか？ その名の通り、豆腐を塩にまぶしたものである。塩分による浸透圧作用によって豆腐の水分が抜け凝縮されたそれは、まるでモッツァレラチーズのような肉厚でまったりとした食感になるという。
まずは塩を、お豆腐にまんべんなくふりかけます。
塩の量に気をつけないと、強烈にしょっぱくなってしまうので注意が必要だそうです。
ザルとボウルを重ねて、その中に豆腐を投入します。
しばらくそのまま置いておくと、浸透圧の関係でかなり水分が出るきます。
半日くらいたってキッチンペーパーがぐっしょり濡れているので、新しいペーパーと取り換えます。
ひと切れカットしてみると、しっかりとした感触で、豆腐のもろさが少し軽減されていることがわかった。でもモッツァレラチーズには到底及ばない柔らかさだ。もっと硬くなくては……。所詮、豆腐は豆腐なのだろうか……。
この塩豆腐、さまざまな活用法があるため、一度仕込んでおけばいろいろな料理に応用がききそうです。生ハムに包んで食べたり、衣をつけて揚げたりと、アレンジの可能性も広がります。
こちらがクリームチーズを塗った塩豆腐。
スライストマトとベーコンを挟み、オリーブオイルとコショウをかければ完成です！
今夜の晩酌のおつまみにも良さそう！
ウマい麻婆豆腐は豆板醤と山椒だけでいいじゃん【超シンプルレシピ】
麻婆豆腐が大好きという人は多いはず。
でもですが、自宅で作る場合はレトルトを使用して料理する方が多いのではないでしょうか。もちろん、市販されてる麻婆豆腐の素は、じゅうぶん満足できるクオリティのものではあるけれど……。
麻婆豆腐は作るのが意外と簡単なんです。そして「ここだ」という部分さえ外さなければ絶対おいしくなるポイントがあるのです。自宅で作れてマジうまい、キモを押さえた根源的な麻婆豆腐の作り方です。
まず最初のポイントです。はじめに豆腐の水抜きをします。
これ大事。いちばん大事です。
まずは豆腐を水抜きしている間に、材料をスタンバイしましょう。
この分量で、あらかじめ調味料を合わせておきます。
豆板醤を投入する際にポイントがあるそうです。
それは「豆板醤を炒める」こと。これによって辛さのトゲが取れ、うまさとのバランスが良くなるんだとか。
いったん火を止めて、鶏がらスープに調味料を合わせておいたものを一気に投入。このとき胡椒もふりかけましょう。
あらかじめ混ぜておくのは、ここでモタモタするとおいしくなくなるからです。そしたら再点火、中火にします。
仕上げに、山椒をたっぷりふりかけます。
もちろん花椒もおいしいですが、かならずしも花椒でなくてもOKらしいです。
入手しやすい食材でつくる、これ大事ですよね。
豆板醤がスパイシーホットで甜麺醤のコクが深い。これに豆腐を入れてあんをとろませたアイデアがすげえです。山椒の爽やかな刺激が「麻」でして、痛覚がちょっと麻痺するので唐辛子のからさに平気になります。ただただウマい。
美味しい麻婆豆腐づくりのコツは、「とにかくポイントを押さること」。詳しくは本記事↓を読んでみて、今夜のおかずに応用してみては？
ガッツリ食べたい！ けどカロリーも気になる……「大豆だけ麻婆豆腐」がオススメです
お腹が空いたら、ある程度のボリューム感のものをガッツリ食べたい！
でも、カロリーも気になるし……そんなお悩みを持つ男性陣にオススメしたいレシピがこちら。その名も「大豆だけ麻婆豆腐」です。
肉っけはゼロ！ 豆腐も大豆（まあ、あたり前か）、挽肉の代わりも大豆（厚揚げの皮とひきわり納豆で代用）、調味料も大豆（味噌）という体にも財布にも優しい一皿を調理します。
厚揚げの皮の部分をこんな感じでそぎ落としていきます。
ざっくりと多少厚めにそいじゃってもOK。
厚揚げの六面をすべてそいだら、みじん切りにしてしまいます。
なんと、こちらを麻婆豆腐の挽肉の代わりにしてしまうという大胆な発想！
さらに、残った豆腐の本体は賽の目切りに。
フライパンに油をしいて馴染んだら、ニンニク、しょうが、長ネギ、厚揚げの皮のみじん切りを投入。ニンニクやしょうがはチューブのものでもかまいません。中火でじっくり炒めます。
賽の目切りした豆腐を追加し、そこにひきわり納豆を投入。
フライパンで軽く炒めて、納豆と豆腐に火が通るようにします。
さっくり混ぜ合わせたら料理を皿へ。香りづけにゴマ油をサッと回しかけ、最後に小ねぎを散らしたら完成です！
というわけでこの「大豆だけ麻婆豆腐」ですが、実は時短レシピでもあるようです。
麻婆豆腐に使う豆腐は、くずれないように事前に水切りしたり、湯に通したりの下処理が必要ですが、厚揚げはそもそも豆腐を水切りして揚げたものなので、その工程が一切不要。
肉を使わず豆腐だけで作ってしまうこの麻婆豆腐、まさに試す価値ありです！
