こんにちは。『メシ通』編集部のTです。東京では冬物を着るような寒い日もほとんどなくなり、春の訪れを感じます。4月ということで、読者の中には新生活が始まる方もいらっしゃると思いますが、自炊を始める方、ぜひ『メシ通』のレシピを参考にしてください！ 平日はほぼ毎日レシピ記事を更新しています。
さて、話は変わり、これさえ読めば『メシ通』で話題になった記事が分かる、2023年3月のランキングですヽ(´ー｀)ノ 3月はまだ寒かったこともあり、温かいメニューのレシピが人気でした。編集部の体制も整い、取材も記事も徐々に増えてきましたよ。みなさんのお気に入りはどれだったでしょうか。 では、さっそく一緒に振り返ってみましょう！
※集計期間：2023年2月21日～2023年3月20日に公開した記事が対象
※基準：各ソーシャルメディアのカウント数へ独自の重み付けを行い集計
第1位：たっぷりニンニク＆スープを乳化させた日本人好みの「シュクメルリ」の作り方【美窪たえ】
3月度のランキング1位は、美窪たえさんが日本人好みにアレンジしてくれた「シュクメルリ」のレシピです。『メシ通』読者のみなさん、シュクメルリを食べたことはあるでしょうが、作ったことはありますか？ 実はシンプルなこの料理、あの店やあのコンビニで販売されていなくても、自分で作ればいつだって好きな時に食べられますよ。ニンニクたっぷりの異国の味、週末など誰にも会わないぞってときに思いっきり食べましょう。
第2位：タンパク質と野菜が摂れる「鶏むね肉と白菜と干し椎茸の中華風うま煮」がヘルシーなのに満足度高すぎる
春って、意外とカラダを冷やしやすい季節だと思いませんか。気温が高くなってきて油断するけど、実は朝晩しっかり冷え込む、的な。こういう時期は、温かくてこっくりとした味付けのおかずが嬉しいものです。庭乃桃さん考案の「中華風うま煮」はこんな季節にぴったりの一品。タンパク質と野菜をしっかり摂れるのも嬉しいポイントです。白菜が出回っているうちに、一度作ってみませんか？
3位：【羊肉】パキスタン料理店に行ったらこれでもかとばかりに羊肉が出てきて最高だった件
これまで『メシ通』では、中国、モンゴル、チベット、インド、ウズベキスタン、ネパールなど、世界各国の羊肉料理を紹介してきました。羊肉好きな『メシ通』読者のみなさんの声、しっかり届いています。その声に応えるべく、工藤真衣子さんが取材してくれたのは、パキスタン料理店。肉料理のほとんどが羊肉というこちらの店のラインナップ、気になります！
第4位：トマト1個、もやし1袋入り「フライパン炊き込みご飯」にんにく、チーズ、コンソメで簡単、激ウマに炊けます【筋肉料理人】
毎回好評の、筋肉料理人さんの【フライパン炊きこみご飯シリーズ】。今回はもやし一袋と、トマトを丸々1個炊き込む大胆なレシピです。もやしとトマトの水分をしっかり計算してくれているのが、ありがたい！ 毎回、きっちり美味しく炊けることに感動です。チーズをたっぷりのせて焼くドリア風アレンジも、ぜひ試してみたいですね。
第5位：苦境が続く和菓子業界で、創業220年の老舗がヒット商品を連発できる理由を8代目当主に聞いてみた
5位にランクインしたのは、かがたにのりこさんが取材した、老舗和菓子店の物語。億単位の負債を抱えたまま代替わりした老舗和菓子店が、いかにして「スライスようかん」を始めとするヒット商品連発のV字回復を遂げたのかー。手前味噌ですが、あえて言わせてください。読みごたえがあって、面白い記事なんです。
第6位：フライパン1つで10分以内。ヤスナリオの「ドライカレー」スピードレシピまとめ
ランキング常連のヤスナリオさんの【スピードドライカレー】シリーズ。毎回多くの反響をいただいているレシピを、ヤスナリオさん自身がまとめ記事にしてくれました。日替わりで作れちゃうくらい手軽なスピードレシピ8選。改めて記事を振り返ったり、ポイントやアレンジ方法を教えてくれるので、すでに作ったことがあるレシピでも、もう一度試したくなります。もとい、全部、試したくなります。
第7位：カップ麺に10種の豚骨エキス！ 研究がガチすぎるサンポー食品「焼豚ラーメン」がすごかった
九州を中心に愛されている「焼豚ラーメン」。福岡出身の編集Kは、大塚たくまさんの記事を読むまで存在すら忘れていたくせに無性に食べたくなり、久しぶりに食べました。子どものころからあんなに食べていたのに全く気付かなかったことも、記事で確認してみると、なるほど確かに！ の連続で、「焼豚ラーメン」を知ってる人にも知らない人にもぜひ食べてみてほしい、と思うのです。
第8位：厚揚げをナンプラーで煮る「にんにく厚揚げ肉豆腐」砂糖のカラメル化もポイント
ベトナムとアジア料理研究家のKi Yamamotoさんから今回届いたのは、「にんにく厚揚げ肉豆腐」のレシピ。そもそも肉豆腐なんて美味しいに決まってる訳ですが、豆腐を厚揚げにして、ナンプラーを加えることで、食べ応え満点のエスニックな一品になるのから不思議です。パクチーを添えたい、なんてコメントもいただきました。ナンプラーが冷蔵庫にあるぞ、という方は今夜早速どうぞ。
第9位：老舗魚屋店主の家メシ「タコチャーハン」のレシピ。刺身用タコと香ばしいご飯が相性抜群【魚屋三代目】
チャーハンと言えば、チャーシューやソーセージ、ベーコンなどを入れがち、というみなさん。海鮮チャーハンを作るなら、エビ、ツナ、鮭を入れる、というみなさんも、チャーハンにタコ、入れましょうよ。魚屋三代目さんが提案してくれたタコチャーハンは、うま味たっぷりで高タンパク、低糖質、低カロリーのタコをたっぷり入れたパラパラタイプです。食べてみたくないですか？
第10位：卵ネタまとめ卵かけごはんからライフハックまで
ゆで卵、目玉焼き、卵かけごはん。そうです、日本の食卓が誇る卵料理です。これまで『メシ通』で紹介してきた、これらのシンプルな卵料理レシピを改めてまとめてみました。ゆで卵、つるんとむけてますか？ 余った卵白、どうしてますか？ 卵、どうやって割っていますか？ この辺のクオリティーが上がると、日常がちょっと潤う気がするので、試してみてください。
編集部おすすめ記事
さて、ここからは、残念ながらランキングには入らなかったけど、これはぜひ読んで欲しい！ という『メシ通』編集部おすすめ記事10選です。
あらゆるジャンルのマニアへのインタビューを敢行している松澤茂信さんが今回インタビューしたのは、焼き芋マニアの天谷窓大さん。焼き芋マニア以外にも、スーパー銭湯の熱波師、「エクストリーム出社」の創始者という複数の顔を持つ天谷さんが語る、焼き芋の魅力やこれまでの生きざまをぜひのぞいてみてください！
ペペロンチーノって、材料も工程もシンプルだから、自宅で作る機会も多いんですけど、塩辛すぎたり、反対に薄すぎたり、油がしつこかったり、どうも味が決まらないんですよね。みなさんはいかがですか？ もし、同じような悩みがあるなら、パパイズムさんのレシピを試してみませんか。元イタリアン料理人が試行錯誤の上、たどり着いたペペロンチーノです。
『メシ通』読者のみなさんは、塩ぽん酢をご存じでしたか？ 漫画家のなかむらみつのりさんが一般的なぽん酢しょうゆを使う定番の料理を、塩ぽん酢で試す様子を漫画にしてくれました。それがとにかく美味しそうなので、この記事を読んで以来、行く先々で塩ぽん酢を探すのですが、いまだ出合えません。今年中には食べてみたい！ と編集Kは強く思っています。
フキノトウ、こごみ、菜の花。ほろ苦さって春の味ですよね。苦みを美味しいと思うようになったの、何歳ぐらいでしたか？ 大人になったなぁって実感できる瞬間のひとつ……ってほど大げさなことでもないでしょうか。ツジメシさん考案の「菜の花くたくたカレー」は、実に滋味深い大人の味です。菜の花が食べられるうちに試してみませんか？
松澤茂信さんの記事をもう1本。住宅街の空き家に実るフルーツで作られた、その名も「空き家スイーツ」の作者、アーティストの菅沼朋香さんのインタビューです。空き家のフルーツを使ったスイーツ、と聞くと、空き家に忍び込んで勝手に収穫したの！？ と思うかもしれませんが、もちろん家主の許可は取っていますので安心して読んでみてください。
いつも高タンパク質摂取メニューを提案してくれる、管理栄養士の北嶋佳奈さんから、トレーニー御用達の鶏むね肉を使ったスープストックのレシピが届きました。自身も熱心なトレーニーである北嶋さん考案の、作っておけば鶏むね肉生活が捗るシンプルな「鶏むねスープストック」のレシピと、電子レンジでできるおすすめの麺＆ご飯ものアレンジ。筋トレ民ならずとも必読です。
大人になると良いお酒をいただくこと、ありますね。とても嬉しいことなのですが、下戸のみなさんはそのお酒、どうしていますか？ 下戸であるライターの少年Bさんは、考えました。そして「アルコールを飛ばして、調味料として使い切ればいいんじゃない！？」と思い立ったのです。「しっかり煮切って料理に使えば、飲める／飲めない関係なしにみんなで楽しめるはず」というナイスアイディアの結末、気になります。
ワクサカソウヘイさんが未食に挑戦し、「食事のリベラル性」を取り戻す過程を描くルポ・エッセイシリーズ、クリティカル・フード・アタック。シュールストレミング、マンボウに続く第3弾はフラワー・アタック、花です。心に揺らぎを与えてくれる食材を求めるワカクサさんは、子どものころ、下校時に道端のつつじの蜜を吸った記憶をよみがえらせ、花を食べることにさらなる刺激を求めるのです。花、食べたことありますか？
料理研究家のＹｕｕさんから、町中華感あるご飯ものがフライパン1つでできる「ねぎ塩天津飯」のレシピが届きました。半熟ふわとろの卵焼きをご飯にのせ、カニカマボコのうま味を活かしたあっさり塩味のあんをかける天津飯は、甘酢味が苦手な人にもオススメです。シンプルな塩味なので、白ご飯の代わりにチャーハンと合わせたり、焼きそばやうどんにのせたりしても美味しいんだそうですよ。
『メシ通』読者のみなさん、最近いつ煮魚を作りましたか？ 1か月以内に作ったという人、どのくらいいますか？ そもそも、煮魚作ったことありますか？ 煮魚って、あんなに美味しいのに、作るとなるとハードル高いですよね……。でも、だからこそ試してみたい、自宅で煮魚。これまで『メシ通』で紹介してきた中から、料理未経験者でも安心して挑戦できる煮魚レシピ6選をまとめました。一緒に挑戦してみませんか。
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございます。
『メシ通』は、これからもいろいろなグルメ情報をお届けしていきますのでご期待ください。
また、「こんな企画やって！」「このお店取材して欲しい」「あそこ面白いから行ってみて！」など、ネタのご提供・たれこみはいつでもウェルカムですので、下記のTwitterにぜひお寄せください。
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編集Tは3週間ほどお休みをいただいて海外に行っていましたが、久々に日本に戻ってご飯を食べたら、やっぱり日本の食のレベルは高いなと感じました。日本の食事は他の国に比べて味の作り方や盛り付けがかなり計算されていて、食材も調味料も多くてやっぱりすごいなと。改めて日本の食の良さに気づき、気持ち新たに『メシ通』をより良い媒体にするべく運営していきますので、読者のみなさん引き続きよろしくお願いします！
