北海道民なら見たことあるよね? スーパーでもお馴染み「炭や」のホルモン!

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スーパーで売っている、このパッケージ。

北海道民であれば一度は目にしたことがあるでしょう。

焼肉の必須アイテム「炭やシリーズ」のホルモンです。

 

道内各地のスーパーで販売されているこの商品は、
豚ホルモンが愛される街、旭川市で製造されています。

旭川でホルモンというと、牛ではなく、豚ホルモンが一般的!
お父さんだけに愛されているわけではなく、
女子会で豚ホルモンもあたりまえの光景です。

コリコリの豚ガツを炭火で焼いて、
ビールをゴクゴク流し込めば、そこは天国!

モクモクの店内で、黙々とホルモンを焼こうではありませんか。
次の朝起きて、顎が筋肉痛になるまで食べようではありませんか。

 

豚ホルモンを提供するお店が多い街

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ホルモン3個あれば、ジョッキ1杯飲みきる自信がある、メシ通レポーターの裸電球です。


今回は、北海道民おなじみの豚ホルモンをご紹介します。

スーパーにも並んでいるので、

ホットプレートで焼いたり、BBQで楽しんだりと、
食べたことがあるという人も多いのではないでしょうか。

今回は「炭や」のホルモン をご紹介しますよ!

 

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見てください!

これぞ北海道のスーパーの光景ですよ。
「炭や」シリーズは旭川市の米谷産業が手掛ける商品。
塩ホルモンをはじめ、トントロや豚サガリなど種類も豊富です。

 

私も家族や仲間と、何度となく食べてきたホルモンです。

旭川には、この「炭や」が実店舗としてあるので、
早速、そちらをレポートしてきましょう!

 

向かったのは買物公園

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旭川市の「平和通買物公園」です。
ここは日本初の恒久的歩行者天国なんですよ!

1キロほど道が続き、デパートや商店が軒を連ねています。

 

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サックスを吹くおじさんの銅像が見えたら、「炭や」も近いです。

このあたりから、精神を集中し、
ホルモンのことだけを考えて歩きましょう。

網にホルモンをそっと置く姿を思い浮かべ、
ひっくり返すタイミングをシュミレーション。

イメージトレーニングを怠ってはいけません。

 

さあ、着きましたよ!

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買物公園から少し折れたところにある小路。
渋いですよね。

ここに、「炭や」があります。

話題店ですから、今日も大混雑!
店内はホルモンを焼く煙で玉手箱状態です。

煙の中で、老若男女たくさんの人が、
ホルモンをコリコリしているではありませんか。

 

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普段は楽しみを最後にとっておく派ですが、
今日はもう我慢できません。

 

ど頭からお店の看板メニュー、

豚ホルモンをいこうじゃありませんか。

 

塩ホルモン(ガツ)と上ホルモン(直腸)が楽しめる、

「ミックスホルモン (378円)」です。

 

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そもそも旭川は養豚が盛んだったため、
豚のホルモンが市民権を得るようになりました。

「炭や」では、生の新鮮なホルモン を仕入れています。
それも、毎日ですよ、毎日!

だから、こんなに美しい色なんですね。

 

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ホルモンの焼き方って考えたことなかったです。

皮から焼き始めるといいんですって!

よく見ると、確かに。
ほんのり黄色いほうが皮なんですね。

 

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最高の状態で食べるため、
ホルモンの一挙手一投足を見逃さないようにします。

ジュー。
ジューー。
ジューーー。

ああ、たまりません!

ホルモンが発する「今だ!」の声を待ちます。

 

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ではいただきます!

 

……うわ!
コリコリなのに柔らかい。

これは美味しい。
くさみなんて全くありませんよ。

ひとつ、ふたつと箸が止まりません!

 

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続いて注文したのは、「炭や」の評判メニュー「豚トントロ (432円)」です。
豚のホッペのお肉で、脂が多く、独特の食感が楽しめる部位ですよね。

今でこそ、あちこちのお店で食べることができますが、
「炭や」は、豚トロブームの火付け役という声も高いお店なんです。

一匹の豚からとれる量も微々たるもので、
脂を落としたり、リンパを除去したりと、手間もかかるそうです。

 

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見てください、この色!
新鮮なピンクですよ。


スーパーで買うことができるようになったため、
あっという間に北海道民を虜にしました。

 

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網に置いた瞬間に着火!
ジューシーな脂がしたたります。


遠火でしっかりと焼きましょう。

 

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先ほどのファイヤーで脂は適度に落ち、最高の食感です。
これは絶対に外せないメニューですね。

一人で一人前、ペロリです。

 

さらに富良野ではお馴染みのアレと煮込みも

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 「サガリ (432円)」です。

富良野では焼肉というと、牛肉ではなく、多くの市民が豚サガリを連想するそうです。

 

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適度な脂と、柔らかい食感がたまりません。
ガーリックの風味もきいているので、お酒がすすみます。

ご飯との相性も抜群ですよ。

 

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焼いて、食べて、焼いて、食べてを繰り返しているうちに。
一回、煮込んだものも食べたくなるなんて。

ああ、私の胃袋はなんて贅沢な仕様なんでしょう。

注文したのは「炭やの特製煮込み (432円)」です。

 

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ものすごく柔らかいです。
お酒がいくらあっても足りません。

次から次へと。
グラスがどんどん空になります。

 

ホルモン三昧の「炭や」でした!

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ホルモンの新鮮さをビシバシ感じる、素敵な夜になりました。

焼いても、煮ても、ホントに最高!


北海道を訪れた際には、「炭や」のホルモンは外せませんよ。

ラーメンや海鮮丼など、観光客に評判のメニューも良いですが、
「地元の人たちが愛する食べもの」を味わってみるのはいかがでしょう。

「炭やシリーズ」、要チェックです!

 

お店情報

炭や

住所:北海道旭川市5条通8丁目右3
電話番号:0166-26-4303
営業時間:17:00〜23:00、日曜日・祝日 16:00~22:30
定休日:不定休

www.hotpepper.jp

※金額はすべて消費税込です。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

 

書いた人:裸電球

裸電球

北海道を拠点に食べ歩き。CATVでグルメ番組のレポーターを担当したことをきっかけに、ハシゴ酒が趣味となる。入りづらいお店に突撃するのが大好き。現在はフリーで、映像制作とライターの仕事をしている。

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