こんにちは、有機野菜農家のホマレ姉さんです!
姉さんの暮らしている岡山県では、ホルモンうどんやカキオコ(牡蠣がたっぷり入ったお好み焼き)といったB級グルメが有名なんです。
しかし、それに劣らないくらい卵かけご飯も人気があって、それを提供するお店も県下にはいっぱいあるんです。
それぞれのお店にはこだわりがあり、卵はもとより、タレやトッピング、お米の品種なども異なります。
タレの種類で多いのは、ネギや、海苔や、しそ、そして岡山名産の黄ニラを漬けこんだ醤油ダレです。
つまりは、卵かけご飯はやっぱり醤油ですわ…、間違いないのは和風ですわ…、しかしそこを姉さんは玉砕覚悟で立ち向かいますよ!
あ、今回は人それぞれ食べるご飯の量も違うし、好みの味の濃さも違うと思うので、材料の分量はわざと書いてませんので、悪しからず…。
基本の卵かけご飯
ご飯について
ご飯は普段使っているお米でかまいませんが、いつもより少しだけ固めに炊いてください。チョッとしっかりとしているくらいの方が卵かけご飯には合うんじゃないかと姉さんは思います。
卵について
卵かけご飯を提供しているお店では、もちろん卵にもこだわっています。生みたての卵とか、エサにこだわりがあったりだとか…。でも家庭で食べる分にはそこまでこだわらなくても普段使っている卵で十分だと思います。
タレについて
たぶん皆さんは醤油をかける派だと思いますが、市販の麺つゆ(濃縮タイプでよい)と醤油を合わせ、ネギやニラなど、好みの薬味を刻んで漬け込むだけで専門店で味わえるようなタレができちゃいますぞ。
進化系卵かけご飯いろいろ
その1:オリーブオイル+塩+パルミジャーノチーズ
▲一気にイタリア飯!
- 温かいご飯にオリーブオイルを回しかけ、溶いた全卵をかけたらパルミジャーノチーズをおろしかけ、塩少々をふりかける。好みで黒コショウをふってもよい。
その2:ザーサイ+オイスターソース
▲オイスターソースの甘味が漬物を引き立てる!
- 温かいご飯に粗みじん切りしたザーサイを盛り、全卵を割り入れたらオイスターソースをかける。ザーサイの代わりに沢庵やしば漬けなどでも美味しい。
その3:具入りラー油+ちょっぴり醤油
▲ネギやニラのみじん切りを足しても美味しい
- 温かいご飯に具入りラー油を好みの量のせ、醤油を少したらす。
その4:フライドエッグ+ナンプラー
▲まさかのエスニック風
- 小さなフライパンにサラダ油を適量入れ熱したら、全卵を割り入れてすばやく揚げる。温かいご飯にフライドエッグをのせたら小口切りの青ネギを加え、ナンプラーを好みの量かける。卵白はパリッと卵黄はトロりと仕上げるのがコツ。
その5:もろみ一択
▲もろみは醤油の素、旨くないわけがない!
- 温かいご飯にもろみを置き、中央に卵黄をのせるだけ。シンプル・イズ・ベストの一品。
その6:炙り明太+バター
▲和と洋、納得のコラボ飯
- 温かいご飯に好みの量のバターを置き、全卵を割り入れたら炙った明太子を添える。薄味に感じたら醤油を少しだけたらしてもよい。
その7:レモンペッパーミックス
▲爽やかなレモン味が意外と合う…
- 温かいご飯に全卵を割り入れ、レモンペッパーミックスを好みの量ふりかける。
その8:冷凍卵でシンプルに…
▲卵黄はムッチムチで、卵白はサッラサラ…
- 全卵を凍らせてもよい器に入れて丸一日冷凍しておく。それを500Wのレンジで50秒加熱して解凍した後、温かいご飯に割り入れる。好みのタレで味付けていただく。
その9:卵黄醤油漬け
▲う〜ん、やっぱりコレか…
- 小さ目の器に小さじ2の醤油を入れ、卵黄を30分~一晩漬ける(長く漬けるほど濃い味になるので、お好みの時間漬けてください)。温かいご飯の上に漬けた卵黄をのせていただく。
卵かけご飯のレシピはいかがでしたでしょうか?
前回の冷やし中華では食べ過ぎてお腹を壊してしまった姉さんですが、今回は大幅に体重が増えてしまいましたよ…orz。
そりゃそうですよね。一日に何杯ものご飯を食べたんですから…『メシ通』の記事を書くのってけっこう大変なんです(笑)。
あ、なんで岡山県で卵かけご飯なのか?…って言いますと。岡山県美咲町出身の岸田吟香氏が日本で初めて卵かけご飯を食べ、広めた人だと言われているからなんですよ。
この方、明治時代のかなりの大物といいますか、偉人といいますか、奇人でもあるんですが、興味ある人は調べてくだされ。
ちなみに息子さんの一人は、あの麗子像で有名な洋画家の岸田劉生氏。皆さんも美術の教科書などで一度は見たことがあるんじゃないでしょうか?
書いた人:ホマレ姉さん
岡山県で20年余り続けてきた有機農業を一旦終了。拠点を同県内の他地に移し、再開すべく奮闘中(2019年現在)。オシャレなレシピからビギナー向けの簡単なレシピまで、ワクワクするようなレシピを目指している。
- ◆ブログ:今日、何食べよう?~有機野菜の畑から~ ◆X:@homarecipe ◆Facebook:ホマレ姉さん