最強コメ料理「ビリヤニ」&濃厚コリアンダーカレーをインド料理の名店でかっ食らう!

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インド料理好きが今一番注目する、激旨アジアメシ「ビリヤニ」。米と肉と多種大量のスパイスで、複雑かつ繊細な味が楽しめる一品だ。

今回はビリヤニの伝道師・ビリヤニ太郎さんオススメの銀座の名店に突撃してみた。

 

ビリヤニの殿堂、「カーン・ケバブ・ビリヤニ」

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ここは銀座・博品館。

はじめまして! 玩具デザイナーを生業としてるメシ通レポーターのいぬかめんと申します。

職業柄、右の博品館TOYPARKで玩具を貪りたいところですが、今日は脳が「ビリヤニ」モードなので、左のレストラン側に入りたいと思います。

 

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「ビリヤニ」とは、インド料理の一種でスパイシーな炊き込みご飯です。日本でいうとちらし寿司に近いかもしれません。

 

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そんな「ビリヤニ」を食べられるお店を紹介してくださったのは、日本ビリヤニ協会の会長、ビリヤニ太郎さん。私も師と仰いでおります。

ゆえあってお知り合いになり、今回コメントをいただきました!

 

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「カーン・ケバブ・ビリヤニ」に到着。

インド風エステのお店っぽいですけど、れっきとした飲食店です。

 

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店内に入ってみると、まあ広いこと。

店長さん曰く、仮に80人全員が「ビリヤニ」を頼むようなことがあっても対応できるそう。すごい!

 

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店内は見晴らしもよく、ディナータイムでは美しい夜景が見られるそうです。

ビル街と首都高のヘッドライトをバックに「ビリヤニ」をがっつく……最高ですね。

 

実食! 味と香りのストリームが五感を突き抜ける

「ビリヤニ」はあるけどランチタイムは出していない、なんてお店も多いのですが、こちらのお店は心配無用。いつでも「ビリヤニ」が食べられます。

注文して待つこと7~8分、ついに「ビリヤニ」登場。

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今回の主役、「やわらかラム肉ビリヤニ」です。

メシも、肉も、ハーブも、付け合わせもドカ盛り。
米の色にバラつきがあるのは、ターメリックなどで色付けした米を混ぜて炊くことで色ムラができるそう。なんだかお花畑みたいできれいですね。

 

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これは「ライタ」というヨーグルトです。デザートではなく、サラダのようなもの。

 

さて、全体を見てみましょう。

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こうやって図解をすると、実にたくさんの食材が入っていることがわかります。

 

しかし、食べ方は「とにかくがっつく」。これだけです。

ラム肉は柔らかくてジューシー、肋骨に張りついたスジの部分までおいしくいただけます。
軽い食感のバスマティ米はどんどん胃に入り、大量のスパイスの香りが後頭部をバフッと吹き抜けます。うまいです!

 

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先ほどの「ライタ」は、軽い塩味のヨーグルトに細かく刻んだトマトや胡瓜、玉ねぎなどを入れ、ハーブやスパイスなどで風味をつけたもの。

「ビリヤニ」にかけると、本来の風味に酸味とコクとまろ味が加わって全く別の味に。

 

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あれだけてんこ盛りだった「ビリヤニ」が、ガンガンと減っていきます。

食べ進めていくうちに、一緒に炊き込まれたスパイスやハーブの類が顔を出してきました。

 

コリアンダーカレーでおいしさも香りもアップ!

今回店長さんがオススメしてくださったのが、「ラム肉のコリアンダー風味カレー」。

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うおっ! 緑色だ!

お味は、とにかくコリアンダーを凝縮しましたという感じの濃厚さ。ほんのり酸味が味に深みを感じさせてくれます。

ラム肉も身離れがよく、当然臭みもなくて肉質もやわらかいです。 

「ビリヤニ」との相乗効果も最高です。

 

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ごちそうさまでした!

いやー、五感を刺激されたというか、食事を超えたなんか別の体験をしてしまったかのようで興奮しました。

 

帰り際、バターチキンカレーの調理風景ものぞかせてもらいました。

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コックさんが腰を入れて、カレーを長い時間かき回し続けます。

パクチーカレーもこんな風に作られたんですね。そりゃあおいしくない訳がない。

この鍋の中で暮らしてみたいくらいです!

 

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最後は、インド料理店恒例のスイートクミンをいただきました。

 

いやあ、大層おいしい「ビリヤニ」でございました。

 

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ありがとうございます! 今度、他の系列店もチェックします。

 

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ワイルドなようで実は極限まで洗練された構成。そして刺激的な肉と米とスパイス。

また来るぜ、「カーン・ケバブ・ビリヤニ」。

また食うぜ、ビリヤニ!

 

お店情報

カーン・ケバブ・ビリヤニ

住所:東京都中央区銀座8-8-11 博品館6F
電話番号:03-6280-6242
営業時間:11:00~16:00/17:00~23:00(L.O22:30)
定休日:無休

※金額はすべて消費税込です。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

 

撮影:わたりみお

 

書いた人:いぬかめん

いぬかめん

1970年生まれ。本業はおもちゃを始めとする立体物デザイナー兼ライター。ミクロマンなどの可動フィギュアと必殺シリーズを生涯の伴侶としながらも、まあそれはそれとして、その時々でマイブームになった美味しい東洋の食べ物を求道し続ける。今は山陰本線のワンテーマ系駅弁とビリヤニを求道中。

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