こんにちは! 管理栄養士の北嶋佳奈です。
11月も終盤、あと1カ月とちょっとで今年も終わりかと思うと、あっと言う間ですね。寒くて布団から出られない朝も多くなってきました。時間がある休みの日の朝は、ゆっくり起きてあったかいものをハフハフ言いながら食べたい! 今回はそんな朝にぴったり、ボリューム満点、チーズとろける「パングラタン」をご紹介します。食パンの器ごとおいしく食べられて、具は家にある材料であれこれアレンジできますよ!
今回たっぷり使う牛乳やチーズなどの「乳製品」には、ビタミンAが豊富に含まれています。ビタミンAは鼻や喉などの粘膜の保護を助けてくれ、免疫力の強化に期待ができます。免疫細胞の材料となるたんぱく質も取ることができるので、「チーズは太る」と気にしすぎずに、「免疫力のため!」と言い訳(笑)をしてたっぷりかけて、とろーりハフハフしちゃいましょう!
北嶋佳奈の「チーズとろけるパングラタン」
【材料】(2人分)
- 食パン(4枚切り) 2枚
- ベーコン 2枚
- 玉ねぎ 1/4個
- ブロッコリー(冷凍でもOK) 1/4個
- バター 10g
- 薄力粉 大さじ2
- 牛乳 1カップ
- 塩、コショウ 少々
- ミニトマト 4個
- ピザ用チーズ たっぷり
作り方
1. ベーコンは短冊切り、玉ねぎは薄切り、ブロッコリーは小房に切って耐熱ボウルに入れる。バターをのせてふんわりラップをし、600wのレンジで3分加熱する。
2. 薄力粉を加えて粉っぽさがなくなるまで混ぜ、牛乳を加えてよく混ぜラップをせずに更に3分加熱する。全体を混ぜてとろみが足りなければさらに1分加熱し、塩、コショウで味を調える。
3. 食パンは縁に沿って切り込みを入れ(貫通させない)、写真のように内側を押し込む。
2をのせてミニトマトを半分に切ってのせ、チーズをたっぷりのせてトースターで焼き色がつくまで焼いて完成。
家にある材料でOK!
今回は冷凍のブロッコリーを使用しましたが、生のものでももちろんOK。ウインナーやハム、鮭フレークやほうれん草、きのこなどを加えてもおいしいです。
それから、今回はホワイトソースなどを用意しなくても、家にあるバターと薄力粉、牛乳と塩、コショウでできる「ベシャメルソース」をレンチンで簡単に作って使いました。シンプルなホワイトソースなので、グラタンやシチューなどなどあれこれ使えるので、多めに作って密封袋に入れて冷凍しておくと便利ですよ!
電子レンジで作る「ベシャメルソース」を使ったこんな朝ごはんもご紹介しています!
※この記事は2017年11月の情報です。
作った人:北嶋佳奈
管理栄養士、フードコーディネーター。大学卒業後、飲食店勤務やフードコーディネーターアシスタントを経験し、独立。「こころもからだもよろこぶごはん」をテーマに美容・ダイエット・健康に関する料理本の出版、雑誌でのレシピ開発やコラム執筆、ラジオ・テレビ・イベントへの出演などで活動中。白砂糖は使わず、麹甘酒や食材本来の甘みで体にやさしいおやつを作る「こはなのおやつ」のプロデュースも手がける。『からだ想いのまんぷく小鍋』、『デパ地下みたいな ごちそうおにぎり』(ともに宝島社)など著書多数。最新刊『遅夜ごはん』(宝島社)は、とにかく簡単に作れて、栄養バランスもよくて、さらに糖質控えめの夜食レシピを掲載。
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