こんにちは! 管理栄養士の北嶋佳奈です。
常備しているという人も増えているサバ缶。いろいろな使い方を覚えておくと助かりますね。
以前はパスタのアレンジもご紹介しましたが、
今日は、和のおかず「みぞれ煮」にしてみましょう。
みぞれ煮はアレンジしやすく、きのこやレンコンなどを合わせるとさらにボリュームが出て満足感が増します。
サバと大根、そして甘酒の組み合わせにも注目です。
サバのDHAやEPAは必須脂肪酸で、血液や血管の健康維持に関わっています。そこに、発酵食品である甘酒と、食物繊維を含む大根を合わせることで、腸内環境を整えて免疫力アップが期待できます。
水煮を使うので、サッと煮るだけですぐに作れるのも嬉しいサバ缶のみぞれ煮、おすすめですよ。
北嶋佳奈の「サバ缶の甘酒みぞれ煮」
【材料】(1~2人分)
- サバ水煮缶 1缶
- 大根 3cm
- 青ねぎ(小口切り) 適量
- ごま油 小さじ1
- 七味唐辛子 お好みで
(A)
- しょうゆ 大さじ1
- 麹甘酒(2倍濃縮タイプ) 大さじ1(みりん 大さじ1、もしくは砂糖 小さじ1でもOK)
作り方
1. 大根はすりおろし、フライパンに入れ(A)を加え火にかける。
2. 煮立ったらサバ水煮缶を加え弱火で煮る。
3. 3分ほど煮たら器に盛り、ごま油をかけて青ねぎ、七味唐辛子を散らす。
みぞれ煮に使う大根おろしは、たっぷり作って冷凍可能!
甘辛~い味で箸がすすむ「みぞれ煮」は、ごはんのおかずにもおつまみにもぴったり、使える一皿です。
ところで、大根おろしは毎回おろすのは面倒ですよね。市販のものもありますが、少々割高感もあります。そこで使えるのが冷凍ワザ。生の大根をたっぷりすりおろしたら、密封袋に広げて入れて冷凍保存。これなら、必要なときにパキっと割って使えて便利です。ブレンダーやミキサーがあれば、大根をおろすのもさらにラクラク。ぜひ、お試しください!
作った人:北嶋佳奈
管理栄養士、フードコーディネーター。大学卒業後、飲食店勤務やフードコーディネーターアシスタントを経験し、独立。「こころもからだもよろこぶごはん」をテーマに美容・ダイエット・健康に関する料理本の出版、雑誌でのレシピ開発やコラム執筆、ラジオ・テレビ・イベントへの出演などで活動中。白砂糖は使わず、麹甘酒や食材本来の甘みで体にやさしいおやつを作る「こはなのおやつ」のプロデュースも手がける。『からだ想いのまんぷく小鍋』、『デパ地下みたいな ごちそうおにぎり』(ともに宝島社)など著書多数。最新刊『遅夜ごはん』(宝島社)は、とにかく簡単に作れて、栄養バランスもよくて、さらに糖質控えめの夜食レシピを掲載。
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