こんにちは! 管理栄養士の北嶋佳奈です。
新じゃがが美味しい季節です。皮が柔らかく水分の多い新じゃがは、皮をむかずにやさしく洗えばそのまま使えて便利。
今回はその新じゃがを使って、箸がすすむ濃い味「鶏じゃが」を作ります。にんにくの風味とラー油の辛味、チーズのまったりとしたコクが合わさって、ご飯のおかずにも、ビールのおつまみにもぴったりな味に仕上がりましたよ。
北嶋佳奈の「辛みそチーズ鶏じゃが」
【材料】(2人分)
- 鶏もも肉 1枚
- 新じゃが 中2~3個(小粒なら切らずに5~6個)
- ごま油 小さじ1
- ピザ用チーズ、青ねぎ(小口切り) 適量
(A)
- みそ、酒 大さじ1
- 砂糖 小さじ2
- しょうゆ、おろしにんにく 各小さじ1
- ラー油 お好みの量
作り方
1. 新じゃがは食べやすい大きさに、
鶏もも肉も食べやすい大きさに切る。
2. フライパンにごま油を中火で熱し、新じゃが、鶏もも肉を入れてフタをしたら3~4分焼き、一度裏返してからフタをしてさらに3~4分焼く。じゃがいもに竹串などを刺してスッと通るようになったら、(A)を加え絡める。
(A)のラー油の量はお好みで。小さじ1/4くらいでちょい辛に仕上がります。
3. ピザ用チーズをのせてもう一度フタをしたら、火を止めて1分ほどおき、予熱でチーズを溶かす。
4. 皿に盛り、青ねぎを散らす。
辛さはお好みで調整を
韓国料理にあるじゃがいもの甘辛煮、カムジャジョリムをヒントにした、見た目の期待どおりのこってり鶏じゃがです。甘辛みそ×チーズの間違いない組み合わせで、食べ始めたら止まらなくなる美味しさです。
ラー油の量はお好みで調整してください。辛いのが好きな方は、食べながら“追いラー油”してもいいですね。ラー油に代えて一味唐辛子で辛味をつけてもOK。お店で新じゃがを見かけたら、ぜひお試しください。
新じゃがとみその組み合わせは、ミネストローネもおすすめです。みそは最後に加えて、煮立たせすぎないのがポイント。
作った人:北嶋佳奈
管理栄養士、フードコーディネーター。大学卒業後、飲食店勤務やフードコーディネーターアシスタントを経験し、独立。「こころもからだもよろこぶごはん」をテーマに美容・ダイエット・健康に関する料理本の出版、雑誌でのレシピ開発やコラム執筆、ラジオ・テレビ・イベントへの出演などで活動中。白砂糖は使わず、麹甘酒や食材本来の甘みで体にやさしいおやつを作る「こはなのおやつ」のプロデュースも手がける。『からだ想いのまんぷく小鍋』、『デパ地下みたいな ごちそうおにぎり』(ともに宝島社)など著書多数。最新刊『遅夜ごはん』(宝島社)は、とにかく簡単に作れて、栄養バランスもよくて、さらに糖質控えめの夜食レシピを掲載。
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