横浜の呑んべえ夫婦が作った雑誌『はま太郎』を肴に、ツウが勧める地元のお店を飲み歩いてみたい

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横浜の食といったら、みんな何をイメージするだろう?

中華街? シウマイ? ちょっと知ってる人なら、ハイカラな洋食文化や、野毛の飲み屋街を思い浮かべるかもしれない。

でも、実はまだまだ知られていない横浜がある。もっとディープなハマを知りたい。そんな全国のメシ&酒好きたちに向け、一歩踏み込んだご当地の魅力を発信している雑誌があるのをご存じだろうか。

“横濱で飲みたい人の読む肴”

そんなキャッチコピーを高らかに掲げる『はま太郎』だ。

インディペンデントな食の出版人たちに焦点を当てる「ニッポン偉ZINE伝」の第6回は、『はま太郎』を発行する横浜のふたり出版社「星羊社」に注目。同社を営むのんべえ夫婦、星山健太郎さんと成田希さんに話を聞いた。 

今回のZINE『はま太郎』

f:id:Meshi2_IB:20190708093250p:plain【発行人】星羊社

【判型】A5

【発刊ペース】年1〜2回。現在はISBNコードを取得し、商業誌として一般流通している。

【価格】800〜1,600円(号によって違いアリ)

【内容】横浜の酒場文化、町の歴史、人の魅力などをつづった地域情報紙。

【販売情報】横浜の出版社「星羊社」

 

築93年! 歴史的レトロビルにある編集部へ 

『はま太郎』編集部は横浜伊勢佐木町商店街にあるレトロなビルの一室にある。ちょいといなせなムードただよう、イメージぴったりのロケーションに感心。

『はま太郎』第10号(2015年6月発行)の記事にもあるとおり、なんとこのビルの竣工は1926年、つまり大正15年! 築90年を超えるその歴史について知ることは、そのまま横浜の歴史を知ることにもつながるという。

 

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▲くだんのビルの外観。1階には横浜のシンボル的な飲食店である崎陽軒が!

 

ただ意外なことに、星羊社の二人がここに入居した時点では『はま太郎』はおろか、出版社をやる構想すらなかったそうだ。

 

星山健太郎さん(以下敬称略):出版とは関係のない大学院で知り合ったんですが、卒業後、彼女のほうが先に方針転換して編集やライターの仕事を始めたんです。

 

成田希さん(以下敬称略):フリーランスとしていろんなところから受注して書く仕事をしてたら、取材以外は外出しないこもりっぱなしの生活になってしまって、ちょっとこれはイカンなと。事務所に通うようにしたいと思って物件を探し始めて。

 

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▲星羊社の成田さん(左)と星山さん

 

星山:ちょうどそのころ僕も、今までとは違うまったく新しい何かを始めようと思って、拠点となるスペースを探していたタイミングでした。そんな時に、ここが空いているのを彼女と一緒に偶然見つけたんです。

 

この物件に一目惚れした星山さんと成田さん。即入居を決意した。

 

星山:ビルのデザイン上、最上階だけ窓の上部がアールになっている。これがカッコいいし、採光もよくて室内がとても明るいのが印象的でしたね。

 

成田:やっぱり飲み屋も老舗が好きだし、横浜の歴史を感じさせるたたずまいが気に入ったんです。

 

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▲レトロな窓からは関内駅の陸橋が見える

 

本来はシェアオフィス的に活用するつもりだった。編集、ライターの仕事をする成田さん、何かを新しい仕事を始めたい星山さん。2人の共通点は地元と味のある古い酒場が好きということ……。やがて、このビルの一室から『はま太郎』が生み出されることになるのは、もう運命だった、なんて言ってみたくなる雰囲気がある。

 

役割分担としては、成田さんが主に編集面を、星山さんが営業面を担当しており、取材・執筆に関しては外部の執筆陣とともに、自分たちも積極的にたずさわっている。

表紙のイラストは成田さんが担当。 味のあるタッチで描かれるのんべえたちの姿を見ると、横浜のシブい酒場の光景が思わず頭に浮かんでくる。 

 

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▲表紙を見ただけでも「はま太郎」とわかるイラストはすべて成田さんによるもの

 

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▲なぜか表紙を飾るのは、オジサンばかり。でもどこかチャーミング

 

「市民酒場」とは何なのか

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▲『横濱市民酒場グルリと』(星羊社発行、以下同)より

 

『はま太郎』の創刊は、2013年12月。創刊号から最新の第15号(2019年8月発売)まで、ふたりが継続して追い続けているテーマがある。それは、横浜にしかない「市民酒場」だ。

市民酒場とは、1938年(昭和13年)に横浜で結成された「市民酒場組合」に属する飲み屋のことで、戦中は配給の拠点として、戦後は大衆的な酒場として、横浜ののんべえたちに愛され続けてきた。

ふたりが取材をはじめた当初、市民酒場はすでに3軒を残すのみ、というのが通説だった。しかし「それは違う」と教えてくれたのが、市民酒場「常盤木(ときわぎ)」の店主である。

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確かに、のれんに「市民酒場」をうたっている店は3軒だけだが(うち1軒「みのかん」は惜しくも2018年に閉店)、市民酒場の系譜を継ぐ店は、横浜で30軒ほどが営業を続けていたのである。

 

成田:市民酒場に関しては図書館に行っても資料があまりないんですけど、「常盤木」(戸部町)のマスターが当時の組合名簿を見せてくださったんです。知らずに通っていた店が市民酒場だったこともわかったりして、とても驚きました。

 

市民酒場は名店揃い

市民酒場って、いったいどんな店なのか。筆者も新子安の「諸星」には行ったことがある。「市民酒蔵 諸星」と力強く書かれたのれんをくぐると、使い込まれた木製カウンターに目が行く。そこに肘をつき、壁を埋めるメニューの短冊を眺めながら一杯目の生ビールを飲むだけで、昭和に戻ったような気にさせられる。

味わうべきは酒だけにあらず。つまみもポテサラ、刺身、焼きそばなど、手ごろでちゃんと美味しい。レトロな酒場にしびれる人は、ぜひ訪問してほしい名店だ。

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成田:「諸星」のあの雰囲気、いいですよね。市民酒場の中でもレトロ感抜群のお店だと思います。 

 

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▲『横濱市民酒場グルリと』より

 

「諸星」が気に入ったら、市民酒場入門者は次にどこへ行ったらよいだろう?

 

星山:レトロなたたずまいなら、日ノ出町の「栄屋」も「諸星」に匹敵しますね。あと、のれんで「市民酒場」をうたっているのが「諸星」と、先ほど話に出た「常盤木」で、この2店は東京の酒場好きにもけっこう知られている店です。

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星山:面白いのは、最近になって戸部の「もりや」も、夏用の白いのれんに「市民酒場」の文字を入れるようになったこと。現時点で、みずから「市民酒場」をうたっているお店の3軒目ということになりますね。

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成田:「もりや」の店主は「うちも市民酒場でした」と向こうから連絡をくださったんです。横浜橋商店街の「信濃屋」は、いま三代目の兄弟が切り盛りされているんですが、彼らも自分の店がかつて市民酒場だったことを意識し始めていて、ほかの店にも行ってみたいとおっしゃってました。

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もしや『はま太郎』のおかげで、店側も市民酒場の歴史に改めて興味を深めているのでは?

 

成田:おこがましくはありますが、ひょっとしたらあり得るかもしれませんね。以前は、自分のお店が市民酒場だったことすら知らなかった三代目もいらっしゃいましたし、亡くなった旦那さんはご存じだったけど、お店を継いだ奥さんはそのことを知らなかったというケースもありました。
あと、おすすめということで言えば、元祖市民酒場の「忠勇」(吉野町)ですね。初めての人でも入りやすい雰囲気だし、市民酒場組合を作ったのがこの店の先代で、いま二代目と三代目ががんばっておられます。

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フグが指を噛みちぎった!?

2015年12月には『横濱市民酒場グルリと』と題した市民酒場の特集本も出版。発売後には同書持参のうえ協賛店を飲み歩いて缶バッジをゲットする「缶バッジラリー」なるイベントも開催した。

 

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成田:(本を見ながら星山さんに)『グルリと』では、それまで取材した市民酒場10軒を再度取材し直したんだよね。

 

星山:再取材してみると、また良いエピソードが出てきたりする。

 

成田:そうそう。なんで前回それを話してくれなかったの? っていうような。

 

たとえばどんなエピソードだろう?

 

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▲『横濱市民酒場グルリと』より

 

成田:「信濃屋」のご主人の話が面白かったですね。ふぐ料理のお店なので、天井にいっぱいふぐ提灯(本物のふぐをはく製のように加工した民芸品。「信濃屋」の先代が作っていた)が飾られてるんですけど、ご主人がそのひとつを指さして「あれ、オヤジの指を噛みちぎったヤツです」なんて言うんですよ。

 

え、ふぐが指を!?

 

星山:ええ。実話だそうです。トラフグの歯は鋭くてアルミ缶を噛みちぎれるほどらしい。

 

成田:しかも、ちょうど店に来ていた横浜出身で往年の某有名ミュージシャンが、その現場を目撃していたそうで。

 

星山:『グルリと』の取材では、他のお店からも新しいエピソードがいろいろ出てきて、やっぱりお店に通って何度も話を聞くことが大事なんだなって、あらためて思いました。

 

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▲これが「ふぐ提灯」。たしかに鋭い歯……

 

イチ客として酒場を楽しむことが大事

酒場の取材では、形式ばったインタビューじゃ出てこない話も多い。お店へのアプローチで特に心掛けていることはあるだろうか。

 

星山:まずは、ただのお客としてお店に行くことですね。客としてお酒と肴を味わって、何かビビっと来るものがあれば、お店の方と話してみる。それで取材につながればラッキーだなって、いつも何かしら考えながら飲んでます。
本当にたまたま入ったお店が、次の号の企画にピッタリだった、なんてこともあれば、しっかりリサーチしてから目星をつけて飲みに行ってみることもあるし、いろいろですね。

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成田:私の場合、取材するかどうかは二の次で、まずはのんべえとして楽しみたい。あんまり仕事とか取材をからめて考えたくないというか、着の身着のまま飲むのが基本的には好きですね。知り合いの店主が一緒に飲んでくれるのは、もう最高なんですけど、一方で匿名のイチ客でいたいという気持ちも強い。そういうのが楽しくてこういう雑誌を始めたわけだし。ただ、そうやってイチ客として飲んでいることが結果的に取材につながっていく場合が、かなり多いです。

 

当たり前だが、まずは客として飲みに行くこと。それが取材につながり、いつしか記事として結実する。すべての基本は、酒場を楽しむこと。それに尽きる。『はま太郎』の魅力も、そこにあるのではないだろうか。

ところで、お店の取材に関連して言うと『はま太郎』創刊前のふたりが気にとめていた本がある。それは、関西の出版社である京阪神エルマガジン社が編んだムック横浜本』だった。

 

星山:読んでみて、なんというか「違和感がない」んですよ。当時、僕たちは野毛に通っていて、まわりのツウなのんべえたちにも聞きましたが「あのお店を載せているなんて、この本いいね」なんて言う人が多かった。僕らも、そんな風に言われる本を作りたいと思いましたね。

 

成田:お店の人たちは、取材が丁寧だったとおっしゃってました。何度か通って、顔を覚えてもらってから取材するような感じで。中には、結構あるらしいんですよね。「載せてやる」的な、ちょっと上から目線のメディアも。特にテレビが取材に来ると「また野毛の街がうるさくなるぜ」なんてクサす人も多い中、この『横浜本』については「いい取材だった」って話しか聞かない。で、なぜそういう出版社が関西にあって横浜にないのか? という疑問が私の中に生じて、それが『はま太郎』につながっていった部分もありますね。

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ほかに影響を受けた雑誌はあるだろうか。

 

星山:やっぱり『酒とつまみ』です。

 

成田:『酒とつまみ』ね。そこはゆずれません(笑)。先日、やっと代表の渡邉和彦さんにお会いすることができたんですよ。

 

星山:イベント出店でブースが近くだったんです。創刊メンバーの大竹聡さんともお話しさせてもらう機会があって、すごく楽しかった。『中央線で行く東京横断ホッピーマラソン』っていう『酒とつまみ』の連載から単行本化した企画があるんですけど、僕らも「横浜なんとかマラソン」みたいな企画がやりたいって大竹さんに話ししたら「ぜひやってください。でもあれは、カラダには悪いよ。ふふふ」って(笑)。

 

成田:レジェンドですね。『酒とつまみ』、憧れです。

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庶民的な下町「南区」がいい!

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野毛のツウなのんべえたちが面白がるような本を作りたい。そんな初期衝動から生まれた『はま太郎』だが、最近の野毛は変わりつつあるとふたりは言う。メディアへの露出も影響してか「野毛バブル」とでも言うべき状態になっているのだとか。

 

星山:ここ2~3年で野毛は急激に変わりました。とにかく人が集まるので家賃も上がったりして、昔から商売している人、古くから飲みに来ている人たちは戸惑ってる面も確かにあります。でも、街が賑わって飲食店が潤うのは基本的には喜ばしいことだし「変わっちゃったよね」とかワケ知り顔で言ったりもしたくないんですよね。

 

成田:街は常に変わっていくものだし、それに対して私たちが何かできるわけでもない。いま野毛に来ている若いお客さんが年齢を重ねてくると、また違ってくるかもしれないしね。

 

星山:でも、やっぱり昔ながらの風情も残ってほしい。

 

成田:昔ながらの風情といえば、私たちがいま注目しているのは南区。実は今、南区のことしか考えてません!

 

星山:いま作っている次号の『はま太郎』は南区特集になる予定です。

 

巨大ターミナルの横浜駅がある西区、一大観光地である中華街や山下公園を抱える中区。このふたつが全国的な横浜のイメージであると言っても差し支えなかろう。野毛もまた、中区である。

そんな華やかさのある西区と中区に対して、南区にはぐっと庶民的な下町のイメージがあるという。

 

星山:中区と西区以外は横浜と認めない、なんてことを言う人も多いんですが……。

 

成田:そこを覆したいですね。

 

星山:ふたりとも最初は野毛で飲むことから始めて、そこで出会うのんべえたちがすごく面白かったわけです。一般の人たちとは、ちょっと方向性の違う横浜愛を抱いてるというか。そもそも横浜ってオシャレっぽいイメージが強いじゃないですか。でも、そういうイメージとは対局にある野毛だとか、南区であるとか、大衆的な街並や飲み屋こそが素晴らしいんだ! っていう横浜愛。

 

成田:たとえば、林海象監督の『私立探偵 濱マイク』のシリーズが、猥雑な横浜をカッコよく描いていて、気に入っているのんべえたちも少なくなかった。そんな彼らの話に感化されている部分はやっぱりありますね。

 

だからこその南区特集。これは実に楽しみだ。

南区には、故・桂歌丸さんの地元としても知られる横浜橋商店街がある。実際、横浜橋のアーケードを歩いてみると、コンビニやファーストフードなどチェーン店はほとんど目につかない印象で、地元の人が作る庶民の街というムード満点。

 

成田:横浜橋なら「酔来軒」がいいですね。町中華なのに「酔いが来る」っていう屋号なのがいいでしょ。店主は飲まないんですけどね(笑)。

 

星山:ごはんに乗った目玉焼きと自家製チャーシューを甘辛ダレで混ぜて食べる酔来丼というメニューがあって、400円なんですけど、プラス200円すると小ワンタンか小ラーメンがつけられる。それが「小」なのにフルサイズに近いボリュームがあって、600円でお腹一杯。町中華らしいたたずまいも素敵で、たまにロケにも使われてます。

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横浜橋商店街には市民酒場の「信濃屋」もある。さらには、韓国、中国、タイなどアジア勢の店も充実し、横浜橋らしさの一部となっているようだ。魯肉飯や牛肉麺などが美味しい台湾料理の「錢爺(ぜにや)」もおすすめだとか。商店街をすこし外れたところにある埼玉屋食堂」も味があるらしい。

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個人的には、取材のあとふたりに教わった角打ちの「浅見本店」も好きだ。

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▲手ぬぐい、カレンダー、缶バッジなど、成田さんがデザインした楽しい星羊社グッズも販売中

 

魚卵雑誌『ギョランギョラン』創刊間近!?

横浜橋の中華の話題でふと思う。横浜のシンボル「横浜中華街」については誌面でとり上げる予定はないのだろうか。

 

成田:中華街は……取材され尽くしてますからね。

 

星山:いやいや、中華街はいつかとり上げてみたいんです。もしやるなら『はま太郎』らしい意外性のある切り口で掘り下げてみたい。それには、時間をかけたいですね。僕らは、ふたりだけの小さな出版社だから、まともなことを正攻法でやっても面白みがないと思うんですよ。だから他がやっていない、普通とは違う角度でとり上げたいんです。

 

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今後予定している企画を訊ねたら、これまた意外性満点のネタが仕込まれていることが判明。

 

成田魚卵にフォーカスしたミニコミを作ります。

 

星山:最近出すものは、ボリュームのある本が増えているので、 初期の『はま太郎』のようなミニコミ的で自由な本にしようと思ってます。

 

成田:タイトルは『ギョランギョラン』。尿酸値高めなんで、痛風発症する前に完成させないと(笑)。

 

魚卵といえば、いくら、すじこ、かずのこ、たらこ、からすみ。酒のアテとしても、おかずとしても筆者の大好物ばかりだが、それにしても魚卵の専門誌とは痛風……いや痛快!

『はま太郎』南区特集も、『ギョランギョラン』も、内容を想像しただけで、なにやら飲みたくなってきますな。まさに“読む肴”。とっておきの酒を用意して、待つことにしよう。

 

書いた人:(よ)

(よ)

「ferment books」の編集者、ライター。「ワダヨシ」名義でも活動中。『発酵はおいしい!』(パイ インターナショナル)、『サンダー・キャッツの発酵教室』『味の形 迫川尚子インタビュー』(ferment books)、『台湾レトロ氷菓店』(グラフィック社)など、食に関する本を中心に手がける。

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