野菜が高い時でも安定したお値段で手に入る、節約メシの強い味方もやし。季節を問わず気兼ねなくたっぷり食べられるばかりか、包丁いらずで、火が通りやすく調理もしやすい! 『メシ通』でもこれまでもやしを使ったレシピをあれこれご紹介してきました。
今回は、その中からできるだけ簡単で、料理に慣れていなくても美味しく作れるレシピを選んでご紹介します。
麺ものにご飯もの、鶏むね肉と合わせたものや1人鍋までいろいろ取り揃えましたので、定番のもやし炒めにする前に一度、チェックしてみてくださいね。
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01:5分くらい炒めて完成「もやしたっぷりドライカレー」時間がなさすぎるときのまかないレシピ
ヤスナリオさんがお店のまかないメシでもよく作るという、少ない材料で煮込まずサッとできるドライカレーのスピードレシピ。ヤスナリオさんの手にかかれば、もやしもウマいドライカレーの具になりますよ。
もやし1袋に合いびき肉、ピーマンをカレー粉、中濃ソース、トマトケチャップで炒めるだけ。トッピングの目玉焼きのまろやかな味わい、一味唐辛子、粗びき黒こしょうの刺激で、たっぷりのシャキシャキもやしを最後まで飽きずに美味しく食べられますよ。
02:もやし2袋、豚バラ200g「ガリバタ炊き込みご飯 ニラだれがけ」フライパンで炊けば臭い残りの心配なし
もやし2袋、豚バラ肉を200g入れて炊く、どこか二郎系ラーメンを思い出さなくもない激ウマの炊き込みご飯。炊飯器でも炊けますが、にんにくたっぷりなので臭い残りが心配……。そこで、フライパンを使って作るレシピを筋肉料理人さんに教えていただきました。水分のあるもやしを大量に使うので、ご飯を炊く際の水加減は少なめでOK。しっかり浸水させて美味しく炊き上げましょう。
味の決め手は、刻んだニラをたっぷり入れたピリ辛の即席ニラだれ。丼にご飯と具を山盛りにして、仕上げにこの特製だれをかけると何杯でも食べられそうです!
03:麺をパリパリに焼いてから具を入れる焼きそばの作り方にハマった
ソース焼きそば好きに一度試していただきたいレシピが、先に麺をパリパリ、カリカリに焼きすぎかなというくらいに焼いて、後から具材を加えて作る、筋肉料理人さんの「麺パリパリすぎ焼きそば」。
豚バラ肉の脂でパリパリに焼いた焼きそば麺は独特の食感と香ばしさ! シャキシャキのもやしともよく合います。
レシピでは中濃ソースやトマトケチャップ、カレー粉で自家製のソースを使いましたが、麺に付属のソースを使ってもOKですよ。
04:レバニラじゃなくて「ムネニラ」でタンパク質たっぷり、野菜300g食べられる
鶏むね肉をレバーのように薄めに切って、加熱してもパサつかないようにポリ袋を使って下処理。もやし1袋、ニラ1束と一緒に炒めれば、町中華で出てきそうなレバニラ風の一品「ムネニラ」の完成です。
にんにくの風味を効かせた甘めの味付けがビールに合う! レバーが苦手な方の代替レシピとしてもオススメです。筋肉料理人さんのお気に入りの食べ方というマヨネーズがけもお試しください!
05:鶏むね肉のうま味をもやしがキャッチ!フライパンで10分放置「もやしとむね肉のチーズ蒸し」
『メシ通』でもおなじみの鶏むね肉レシピ。こちらは、鶏むね肉をもやし、ピザ用チーズと重ねて、フライパンで蒸し焼きにするYuuさんのレシピです。
下味に中濃ソースを使い、ピザ用チーズをたっぷりのせたこってり味。お酒のおつまみに、ご飯のおかずにと重宝しますよ。
蒸し焼きしている10分間は放置でOK! その間にもう1品作ったり、洗い物をしたりすれば時短になりますね。
06:店のまかないでよく作ってる、もやし1袋まるごと使った「もやしのお好み焼き」を紹介します
「もやしが1袋余っちゃってるなあ」「お好み焼きが食べたいけどキャベツのせん切りは面倒だな」って時にヤスナリオさんが作るというのが、こちらのもやしのお好み焼き。もやし1袋使い切り、小麦粉も少なめで、ビールのつまみにもってこいの一品が完成です。
ヤスナリオさんはうま味アップに市販のイカフライスナック(コンビニのおつまみコーナーにもあるあれですね)を入れていますが、これは揚げ玉や砕いたポテトチップにかえてもOK。ソースにマヨネーズ、青海苔を好きなだけかけて召し上がってください!
07:タンパク質が摂れる日本そばと豆もやし、豚ロースで「にんにく炒めそば」を香ばしく作る
筋トレにハマったことをきっかけに、手軽にタンパク質が摂れるレシピを『メシ通』でご紹介いただいている管理栄養士の北嶋佳奈さん。もやしも、一般的な緑豆もやしと比べてタンパク質が多い豆もやしをよく使うとのこと。豆もやしは豆の甘さも感じられますし、シャキシャキの食感もいいアクセントになるんです。
その豆もやしと、主食の中でも比較的タンパク質が多いそば(日本そば)を使う北嶋さんのレシピが、ちょっと珍しい「炒めそば」。ゆでそば、豆もやし、豚ロースをにんにく、ごま油で炒めていただくひと皿は、香ばしくてクセになりますよ!
08:冷凍焼売を鍋の具に指名「焼売の花椒みそキムチ鍋」はお酒がすすむ要素しかない
1年中、鍋を食べるほどの鍋好きという料理ブロガーの山本リコピンは、手軽に作れる1人鍋の具に市販の冷凍の焼売を指名!
もやしにニラ、たっぷりのキムチに、花椒とラー油を効かせてしびれる辛さに仕上げる「焼売の花椒みそキムチ鍋」。スープはコクうまのみそ仕立てで、お酒がすすむ要素しかありません。
焼売は冷凍のままで鍋に投入。余ったスープでうどん、中華麺、ご飯などお好みのシメも楽しんでくださいね。
麺つゆやしょうゆ、みそ、塩といった和の調味料はもちろん、ソースにトマトケチャップといろいろな味付けで美味しく食べられるもやし。ご紹介したレシピを参考に、お財布にやさしくてウマいもやしレシピで、今日も家メシを楽しんでくださいね。
手軽な節約メシといえば、こちらの「節約パスタレシピまとめ」もぜひ!