5分で漬かる「甘海老のヅケ」は甘みとうま味が異次元クラス【魚屋三代目】

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醤油ベースのタレにマグロや鯛(タイ)などを漬け込むことを「ヅケ」といいます。そのまま食べれば酒の肴に、お寿司屋さんでは握り寿司にしたり、ご飯にのせて丼にしてもおいしいですよね。そのヅケ、ご家庭で簡単に作る方法を紹介したいと思います。

マグロやカツオ、鯛などの白身魚がおなじみですが、今回はありそうでなかった「甘海老のヅケ」。甘みとうま味が強~い甘海老は、ほのかに辛みのあるかいわれ菜(かいわれ大根)との相性バッチリですよ。基本のシンプルな漬けダレと、レモンの皮とお酒を加えた大人味Ver.の漬けダレ、どちらも試してみてくださいね!

 

魚屋三代目の「甘海老のヅケ」

【材料】作りやすい分量

  • 刺身用甘海老 5~6本(尾)
  • かいわれ菜 適量

(A)※スタンダードな漬けダレ

  • 醤油 大さじ1
  • 市販品のめんつゆ(3倍濃縮)、水 各小さじ1

(B)※ちょっと大人の漬けダレ

  • 醤油 大さじ1
  • 市販品のめんつゆ(3倍濃縮)、酒(日本酒) 各小さじ1
  • レモンの皮 お好みで(今回は1センチくらいに薄くそいだものを2枚使用)

 

作り方

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1. (A)、(B)をそれぞれよく混ぜ合わせて漬けダレを作る。

 

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※(B)の大人味の漬けダレは、レモンの風味をつけたいのでラップをして冷蔵庫で30分以上置いておきます。

 

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2. 刺身用の甘海老(殻付きでしたらむいてください)をタレに絡めさせながら漬け、ラップをして冷蔵庫で味をなじませる。

※軽く漬けるならば5~6分、しっかりと濃い目に漬けるならば10分以上を目安に漬け込んでください。漬け時間は、甘海老の大きさ、太さによっても変わります。(今回は少し太めのものを使っています)細めの甘海老でしたら、漬け込み時間を少なめにしてください。

 

3. 漬けダレから取り出してタレを軽く切り、かいわれ菜と一緒に盛り付けます。

 

ご飯にのっけて「甘海老のヅケ丼」も言うことなし!

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パパッとできてとってもおいしい、甘海老のヅケ。漬け込むタレも醤油にめんつゆをプラスするだけで超簡単です! ご飯にのっけてお好きな薬味やわさびなど添えれば「甘海老のヅケ丼」に、そこに出し汁をかければ「甘海老のヅケ茶漬け」になります!

本格的に漬けダレをつくるとなると、醤油にみりんやらかつお節(出汁)やらを加えなければいけないのですが、市販のめんつゆを使えば出汁も入っているし、みりんのような甘みもあるので手間いらず。ただし、めんつゆだけだと甘みと出汁感が強く出すぎて極端な味付けになっちゃうので、醤油にめんつゆで風味をつけ、醤油のキレを残した漬けダレがおすすめです~!

 

作った人:魚屋三代目

魚屋三代目

本名・柳田昇(やなぎたのぼる)。神奈川県厚木市で50年以上続く鮮魚店の三代目。父と魚屋を営むかたわら、旬の魚介の簡単な料理や捌き方をブログ『魚屋三代目日記』にて紹介しています。レシピ本などの書籍やテレビなど幅広く活動。

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