こんにちは、料理ブロガーの山本リコピンです。
シャキっとみずみずしいレタスが美味しい季節です。今回はそのレタスで、定番のサラダではなく「焼きそば」をつくっていきたいと思います。中玉のレタスでしたら、丸ごと1個どかんと投入です。
やきそば1人前に対してレタス1個と聞くと、ずいぶん多すぎる気もしますが、加熱するとかさが減ってかなり少量になりますので大丈夫。意外と食べられてしまいます。
さらに、スパイシーなものが良く似合う暑い季節ですので、この焼きそばには黒こしょうをたっぷりとまぶします。出来れば、風味の良い粗びきタイプのこしょうを、まるでこしょうを味わうかのように思い切ってまぶしてくださいね。
それでは、早速レシピです。
山本リコピンの「豚肉とレタスの黒こしょう焼きそば」
【材料】1人分
- 焼きそば麺 1人分
- 豚バラ薄切り肉 100g
- レタス中玉(360g程度) 1個
- サラダ油 大さじ1
- 粗びき黒こしょう お好み量
(A)
- 酒、片栗粉 各大さじ1
- 塩 ひとつまみ
(B)
- しょうゆ 大さじ2
- 砂糖 大さじ1/2
- 鶏がらスープの素(顆粒) 大さじ1/2
作り方
1.レタスは洗って水気を切り、ざっくりと手でちぎる。豚バラ薄切り肉は4㎝に切り、ボウルに入れて(A)をもみこんでおく。
2. フライパンにサラダ油を熱し、豚バラ薄切り肉を火が通って色が変わるまで炒めたら、焼きそば麺と(B)を入れ、調味料がしっかりなじむようにまんべんなく混ぜ炒める。
肉と麺を先に調味しておくことで、後からたっぷりのレタスを入れても味が薄まりません。
3. レタスを入れてフタをし、レタスのかさが減ったら、全体をよく混ぜて炒める。仕上げに粗びき黒こしょうをたっぷりとまぶして、皿に盛ってからももうひとふりして出来上がり。
大量のレタスは炒めづらいので、フタをしてかさが減ってから炒めます。フタがなければ、アルミホイルをかぶせてもOKです。
粗びき黒こしょうは、思い切って小さじ2ぐらい入れてしまうのがおすすめですが、まずは少量だけ入れ、食べながらお好みで“追いこしょう”してもいいですね。
クセになります、炒めたレタス
暑い夏には、喉の乾いたところにシャキッとみずみずしいサラダが美味しいですが、加熱して食べるレタスも、シャキッと感は残ったままでクセになります。食べ応えがあって、野菜不足の解消にも◎。しかも、ガツンときいた黒こしょうが、おつまみにももってこいなんです。キンキンに冷えたレモンサワーあたりと一緒に、ぜひいかがでしょうか。
焼きそばは、3玉1パックの蒸しめんがコスパ抜群ですね。そうすると、ソース味や塩味など袋入りの粉末調味料が付いてくるので、
(B)にかえてそちらの調味料を使っても美味しくできます。写真はソース味でつくったものです。
ちなみに、焼きそばは今回のように自分で味付けをしてしまうと、行き場をなくした付属の粉末調味料の使い道に悩みますよね。そんな調味料たちは、私は野菜炒めに使っています。ソース味も塩味も、炒めものには間違いない味ですよ。
作った人:山本リコピン
料理ブロガー、料理研究家。簡単&手軽に作れて見栄えのする料理レシピを公開しているブログ『日々のごはんとおやつのネタ帳』を運営。日々のごはんや、おつまみ、お弁当、おやつ、おもてなしなど、ジャンルも幅広く、雑誌や企業へのレシピ提供も行う。『山本リコピンのちゃちゃっとかわいい毎日おかず』(主婦と生活社)、『ごはんがすすむ!!!山本リコピンのうちごはん』(ワニブックス)が発売中。
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