こんにちは、料理ブロガーの山本リコピンです。
風邪をひいたときなどに食べるイメージがあるお粥ですが、温かくて消化にいい一杯は、寒い季節の朝ごはんや家飲みのシメ、夜食にぴったり。ということで、即席中華粥のレシピをご紹介します。
お米からじっくり炊くのが美味しいお粥ですが、今回は冷やご飯を電子レンジで加熱して、手軽に美味しく作ります。出来上がりは、雑炊とお粥の中間あたりをイメージしていただくとよいかなと思います。
鶏がらスープの素を加えて加熱することで、お米にも出汁がしみて、しっかりした味になりますよ。
中国粥といえばピータン、ということで、ゆで卵ときくらげでピータンの見た目を意識したお粥に仕上げていきます。それでは、早速レシピです。
山本リコピンの「ゆで卵粥」
【材料】1人分
- ご飯(温かいご飯でも冷やご飯でもOK。冷凍ご飯は解凍しておく) 半膳分(80g程度)
- ゆで卵 1個
- きくらげ(乾燥) 2g
- 水 200ml
- 塩、ごま油、パクチー(刻みネギでもOK) お好みで適量
(A)
- 鶏がらスープの素(顆粒) 小さじ1
- すりおろししょうが 小さじ1/4
作り方
1.きくらげはたっぷりの水で戻して刻んでおく。ゆで卵は食べやすい大きさに切る。
今回は固ゆでにしたゆで卵を8等分に切りました。半熟卵で作っても美味しいです。
2. 耐熱ボウル又は電子レンジ可の器に、ご飯と水を入れてラップをし、電子レンジ(600W)で3分加熱し、ラップをしたまま15分~放置する。
電子レンジから取り出す際には、やけどにご注意ください。
3. スプーンの背などを使ってお米の粒をつぶす。
これでとろっとしたお粥風に仕上げます。つぶせばつぶすほどお粥っぽくなりますが、すべての粒をつぶすのは大変なのでざっとでOKです。
4.3に(A)を混ぜ、再度ラップをして電子レンジで2分加熱し、塩で味をととのえ、ゆで卵、きくらげをのせて出来上がり。
お好みでパクチーや刻みネギを盛り、ごま油を少々垂らすと美味しいです。
きくらげのコリコリ食感が楽しい
鶏がらスープの出汁に、しょうががふわっと香るとろとろのお粥は、寒い季節にぴったり。食べ終わる頃には体ポカポカです。
今回はゆで卵に黒いきくらげを添えることでピータンを表現してみましたが、そもそも、きくらげとお粥の相性は抜群です。コリコリとした食感が楽しいので、お粥を作るときにはぜひ入れてみてください。ほぐしたサラダチキンや刻んだザーサイ、サクサクに焼いた油揚げなどをトッピングしてもより美味しいですよ。
作った人:山本リコピン
料理ブロガー、フードコーディネーター。簡単&手軽に作れて見栄えのする料理レシピを公開しているブログ『日々のごはんとおやつのネタ帳』を運営。日々のごはんや、おつまみ、こどものごはん、おやつ、おもてなしなど、ジャンルも幅広く、雑誌や企業へのレシピ提供も行う。『山本リコピンのちゃちゃっとかわいい毎日おかず』(主婦と生活社)、『ごはんがすすむ!!!山本リコピンのうちごはん』(ワニブックス)が発売中。
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企画協力:レシピブログ
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