こんにちは、料理ブロガーの山本リコピンです。
そろそろ師走、何かと忙しい季節になりますね。テイクアウトめしやイベントめし続きで野菜がなかなか摂れない……。そんなときにおすすめの師走めしが、すぐに作れて、野菜もたくさん食べられる「焼きうどん」です。
野菜とうどんを炒めればできる焼きうどんですが、手軽に美味しく作るにはポイントがいくつかあります。
まず、今回は少しでも手間なく作れるよう冷凍うどんを使い、調味料もあれこれ入れずにめんつゆでうま味たっぷりに仕上げます。
そして、野菜によって入れるタイミングをずらすことも地味に大切。最終的にそれぞれ丁度良い加減に火が通り、味わいも食感も良く仕上がります。豚肉の代わりにはコンビニでも買えるちくわを使って、コスパ良くうま味を強化しましょう。
では早速、レシピです。
山本リコピンの「焼きうどん」
【材料】1人分
- 冷凍うどん 1玉
- ちくわ 1本(50g程度)
- キャベツ 80g
- 玉ねぎ 1/4個
- にんじん 30g
- ピーマン 1個
- もやし 1/2袋(100g程度)
- サラダ油 大さじ1
- めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ2
- 塩 1つまみ
- かつおぶし、目玉焼き お好みで
作り方
1. 冷凍うどんは、パッケージの表示通りに電子レンジで解凍しておく。
2. キャベツはざく切り、玉ねぎは薄切り、にんじんは2~3mm厚さの短冊切り(長さは4~5cmが目安)にする。ピーマンは縦半分に切り、種を取り除いたら5㎜幅に切る。ちくわは5㎜幅くらいの斜め切りにする。
野菜は炒めた際に甘みや食感を楽しめる大きさにカットします。
3. フライパンにサラダ油を中火で熱し、ちくわとにんじんを入れたら、ちくわに焼き色がつくまで炒める。
野菜は火の通りにくいものから順に入れます。まずはにんじんから。
ちくわはこんがりと色づくまで炒めると、香ばしくなってさらに美味しい焼きうどんになりますよ。
4. 次に、キャベツ、玉ねぎ、ピーマンを入れて塩をふり、キャベツがしんなりするまで炒める。
ここで野菜に軽く下味をつけます。また、キャベツはカサが多くて炒めづらいので、塩をふってしんなりするのを早める目的もあります。
5. 1のうどん、もやしを加えてさっと炒める。最後に、めんつゆを入れて全体がなじむまでよく混ぜ炒めたら、皿に盛る。
今回は、焼きうどんを取り出して空になったフライパンで目玉焼きを焼き、かつおぶしと一緒にトッピングしました。
野菜たっぷりでお腹も満足
味つけはほぼめんつゆだけの焼きうどんですが、野菜の炒め方やうま味食材のちくわを使うところなど、いくつかのポイントに気をつけて作ると、食感もうま味もぐんと上がって美味しくなります。
冷凍うどん1玉ですが、野菜がたっぷり入るのでお腹も満足。仕上げに粗びき黒こしょうをふってピリッとさせれば、お酒を飲みながら食べるのにもぴったりです。
今回はちくわを入れましたが、代わりに魚肉ソーセージを使うのもおすすめ。ちくわと同じように、こんがりと色づくまで炒めると香ばしくて美味しいですよ。
手軽ながら意外と奥が深い焼きうどん。師走めしにぜひ、作ってみてください。
作った人:山本リコピン
料理ブロガー、フードコーディネーター。簡単&手軽に作れて見栄えのする料理レシピを公開しているブログ『日々のごはんとおやつのネタ帳』を運営。日々のごはんや、おつまみ、こどものごはん、おやつ、おもてなしなど、ジャンルも幅広く、雑誌や企業へのレシピ提供も行う。『山本リコピンのちゃちゃっとかわいい毎日おかず』(主婦と生活社)、『ごはんがすすむ!!!山本リコピンのうちごはん』(ワニブックス)が発売中。
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企画協力:レシピブログ
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