いろいろ省いて「揚げ焼きメンチ」をできるだけラクに作る方法。レトルトカレーも盛り上がります

こんにちは、料理ブロガーの山本リコピンです。

食欲の秋ですので、本日はカリカリの衣をまとった肉をガッツリ食べられる「メンチカツ」はいかがでしょうか。そうはいっても自作するにはややハードルが高いので、いろいろ省いてできるだけラクに作るレシピをご紹介します。

材料は豚ひき肉と塩、パン粉のみ。手間のかかる衣付けも、小麦粉、溶き卵を省いて、肉ダネにギュッとパン粉を押し付けるだけでOK。あるものを使えば、パン粉をたっぷり付けることができるんです。

ひき肉と塩はポリ袋に入れて混ぜますし、揚げ焼きで仕上げるので油も少なめ。準備も洗い物も大幅に省けますよ。

そのままビールのおともにしたり、レトルトカレーにトッピングしたり、揚げたての熱々を楽しんでみてください。

それでは早速レシピです。

 

山本リコピンさんの「揚げ焼きメンチカツ」

【材料】1人分

  • 豚ひき肉 150g
  • 塩 小さじ1/4
  • パン粉 20g程度(1/2カップ程度)
  • サラダ油 大さじ3
  • 温かいご飯、お好みのレトルトカレー お好みで

 

作り方

1. ポリ袋に豚ひき肉、塩を入れて、口を閉じたら、全体が混ざるようによくもんで肉ダネを作る。

お好みでこしょう(分量外)を入れてスパイシーにしてもOKです。

 

2. 肉ダネを3等分にして丸め、両手でキャッチボールをするように手のひらに5~6回叩きつけて空気を抜いたら、1.5cmくらいの厚さに整える。バットや大きな皿などにパン粉を広げ、その上に肉ダネをのせる。

 

3.肉ダネを押し付けるようにしてパン粉を付ける。裏面も同様にパン粉を付ける。

 

4.深めの容器やボウルに水(分量外)をたっぷり入れ、パン粉を付けた肉ダネをサッとくぐらせたら、

 

再びパン粉の上にのせて、両面にパン粉をギュッと押し付ける。

小麦粉や溶き卵、もしくはバッター液を付ける工程を省き、水にくぐらせて二度付けして、ちょっと強引にパン粉をくっつけます。パン粉は足りなければ様子を見ながら追加してください。

 

5. 小さめのフライパン(今回は20cmのものを使用)にサラダ油を入れて中火で熱し、5を並べたらまずは1分、弱火にしてさらに2分揚げ焼きにする。

 

ひっくり返して裏面も同様に焼く。

 

6.両面を焼いたら、フライパンの端に写真のように立てかけ、時々転がしながら側面もこんがりきつね色になるまで焼く。全面に焼き色が付き、中までしっかり火を通したら完成。

 

焼いているうちに落ちたパン粉は、焦げてくるのでキッチンペーパーで拭き取るのがおすすめです。

 

できたてが最高に美味しいです!

玉ねぎもつなぎもなし、豚ひき肉だけのメンチカツは、肉を食べている感じがものすごい! ひとくち頬張った瞬間に、口の中に肉汁がジュワッとあふれてもれなく幸せになれます。

 

肉のうま味とサクッと食感の香ばしさはやっぱりできたてが最高なので、お好みでウスターソースやとんかつソース、からしなど付けつつ、ぜひ熱々のうちに楽しんでください。

 

そして、お好きなカレーにトッピングした「メンチカツカレー」もおすすめです。

 

カレーと揚げ物の組み合わせは文句なしの美味しさ! レトルトカレーももれなく盛り上がりますよ。

メンチカツやから揚げ、トンカツなどをトッピングするなら私は具の少ないカレーが好みなので、ここでも具のゴロッと感のないレトルトのキーマカレーにのっけてみました。メンチとキーマカレーのダブルひき肉もなんともマッチして絶品ですよ。金沢カレー風にせん切りキャベツを添えるのもいいですね。

衣付け、揚げ油と面倒だなと思う工程を大幅に省きますが、きちんと美味しいメンチカツができあがるレシピです。豚ひき肉、塩、パン粉でできますので気軽におためしください。

 

作った人:山本リコピン

山本リコピン

料理ブロガー、フードコーディネーター。簡単&手軽に作れて見栄えのする料理レシピを公開しているブログ『日々のごはんとおやつのネタ帳』を運営。日々のごはんや、おつまみ、こどものごはん、おやつ、おもてなしなど、ジャンルも幅広く、雑誌や企業へのレシピ提供も行う。『山本リコピンのちゃちゃっとかわいい毎日おかず』(主婦と生活社)、『ごはんがすすむ!!!山本リコピンのうちごはん』(ワニブックス)が発売中。

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