中華料理　万里（まんり）

(レモン・巨峰・カルピス・梅・ゆず・ライム・カシス・マンゴー・シークワーサー・ウコン・ヒアルロン酸・ジンジャー)

〈紹興酒〉は良質のワイン、吟醸の清酒とともに世界三大美酒の一つとされ、その歴史は古く、2400年以上前の春秋時代(紀元前722～481年)にまで遡ります。分類上では米や麦を原料にした醸造酒である黄酒(ホアンチュウ)に入りますが、黄酒を熟成させたものが老酒(ラオチュウ)と呼ばれ、更に浙江省(セツコウショウ)紹興市で造られる老酒だけが紹興酒と呼ばれます。

上海の南に位置する紹興市は中国でも屈指の水郷地帯で、酒造りに適しており、数多くの酒蔵が並んでいます。良質のもち米と鑒湖(カンコ)の名水、そして数少ない伝統的手法にこだわりその深い味わいを保ち、アミノ酸を多く含みます。

〈桂花陳酒〉は、かの楊貴妃も愛飲したと言われる中国伝統の果酒です。桂花(キンモクセイ)のつぼみを良質の白ワインに浸し、貯蔵・熟成したものです。透き通った琥珀色にキンモクセイの香り、甘口のワインのような口当たりの良さが女性から高い支持を受けています。赤はこの桂花陳酒(白)に赤ワインをブレンドしたもので、鮮やかなルビ－色とキンモクセイのほのかな香りが楽しめて甘さ控えめのすっきりとした味わいとなっています。