ホルモン千葉おすすめレポート

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炎の浪花男さん

投稿日：2007/12/19

ディナー | 来店シーン：友人・知人と

「炎の浪花男」オススメ　京都の濃いホルモン店

“京都っぽい風情のある道”にかなり目立つ「ホルモン」の赤い提灯。
外のメニュー見たらかなり“レア”や！
この牛の絵（肉の部位）の「看板」もそれ物語ってるし、“ここ”にしとこ！

中はカウンターばっかの席。
各席に「ガスコンロ」があって「ちりとり鍋用に似た鉄板」がセットされとる。
なんや、この「鉄板」手前に傾いてるで？
と思たらわざとそーしてはるみたいやわぁ。（笑）（その訳は後で）

まずは、やっぱ“生”(ビール)からやな。“ぷはぁー！”
“つきだし”は「各種モツのどて焼き風煮込み」　これが、またビールにあう！

壁の上には、上手に楽しく食べる為の「お召し上がり方」が貼ってるわ。
この“ルール”に従ごうて、まず「刺し」から注文！（笑）
今日の“生もん”のオススメは「チレ刺し」@780「レバー刺し」@780
“ネギ大量バージョン”や。めっちゃ新鮮、美味いーっ！

ここの基本は「コース」@2500
ホルモンは「こく塩三種」「黒ダレ　四種」に「玉」（うどん）
（内容は仕入れ状況によって変わるみたいや）

今日の“塩”は、「マルチョウ」に
「アブタン（脂の乗ったタン）」「タンコリ（タンの根元）」
（「もやし」と一緒に焼かれるねん）
基本、店員が「ほとんど焼いてくれる」から、あんま心配は要らんわぁ。

「マルチョウ」脂、美味っ！他でこれ食べた時は、もっと焼かんなアカンかった
と思うねんけど…？ここのんは“下処理”がえーねんやろなぁ。

「アブタン」しかり。こんなに脂乗った「舌」もあるんや？
「タンコリ」も「タンモト」とはもう別モンや！（驚）
と思うくらいに“コリコリ”やぁし。　こら、かなりやりよるで！（嬉）

やっと、何でタレの器を鉄板の下に置いたんかが、分かってん！
塩ホルモンとかで流れ出た「脂」を全部この「タレ」ん中に
落ちるように“わざと斜め”にしとってんわ。

次は「黒ダレ」用部位。
「アブリのアブシン」て、なんや？　初めて聞くけど…
「ちょいあぶり焼きで出す脂の乗ったシンゾウ」なんやて。
手際よー“さっ”とあぶって、黒タレにくぐらせて、またさっと焼いて食う！
美味っつつ!!!

で「ホソ」ちゅうのん。テッチャンみたいなんやけど、
脂メッチャ乗ってるから、これももう別もんやわぁ。
「ホホニク」も今まで食べたんと全然ちゃうわ！美味いで！

「ハチノス」は、ハチノス状になってる片側をよー焼いて食べるねんけど…
かなり柔らかいねん。

コースの仕上げは「玉」と呼ばれる“焼きうどん”
これまでに焼いたホルモンから落ちた“脂”いっぱい入った
「黒ダレ」で焼くンやから、もう美味いンは“確定”やわぁ！

焼いてる途中で「タマゴ」足して、「てんかす」「かつお」「紅しょうが」。
最後はぐちゃぐちゃに掻き混ぜて出来上がり！（笑）

うおァー！（叫ぶほど美味い！）

『最後に“これ”呑んで下さい！』って、出された「デザート」みたいなもん。
何かわからんけど、甘ぁ～美味ったわぁ。口ン中“さっばり”やしな。

それにしてもよー出来た「コース」やわ。

店主を含め、スタッフみんな若いなぁ。ホンマ「パワー！」あるわあ。
どういうのぉ、こう“気合い”が入ってるちゅうか…
擬音（祇園とちゃうで）に例えたらこんな感じや。

「ほぁあぁはぁ～っつ！」

って、それ…関根勤がやる「千葉真一」のモノマネやん！