高峰温泉ご当地グルメガイドの口コミ

70代/男性

来店日：2023/02/19

気になったので行ってきました。バスタ新宿から1日1往復のみ高速バスが運転されています。平日にもかかわらず10名くらい高峰温泉で下車されました。さて、ここには超有名な絶景展望露天風呂があり、男女とも1回4名までしか入れません。天候により閉鎖が多く入れるかどうかは運しだいということになります。 1日目も昼過ぎまで強風で閉鎖されたみたいで、夕方には入浴順番待ちが生じていました。幸いにして部屋が野天風呂の通路沿いだったので、ドアを少し開け通行人を伺っていたおかげで待たずに入れました。宿の建物を出てから登りの道を50mほど進むと、木立の陰に木製の浴槽が現れます。屋根も囲いもない棚だけの脱衣スペースで脱ぐわけですが、とにかく寒い。突風で下着が飛んで行かないよう着衣の置き方に注意が要ります。海抜2000mの露天風呂は他にもいくつかありますが、眺望の良さではここがピカ一でしょう。遠くに御嶽山から美ヶ原までの山々が見渡せ、手前の山の合間に小諸市街地が広がります。秋に来ると雲海も見られるようですね。翌朝は気温がマイナス15℃と寒く、野天風呂は閉鎖です。気温が低いと上がったあと建物に戻るまでに凍傷になるとか。天気が回復したので12時過ぎ野天風呂をopenすると宿の方が言ったので一番風呂に入ることが出来ました。まだ気温はマイナスで寒いですが、入ってしまえばもう天国、39℃くらいの適温でいつまでも入っていられます。しかし10分後には残り3名様が来られたので次の方に譲るべく20分くらいで上がりました。強風で下着を着るのも困難なのでダウンだけ羽織って戻り、内湯の脱衣場で改めて着なおしました。着衣を入れる袋の持参は必携ですね。昔は夜間も入れたみたいですが酔ってトラブル事故もあり、今では18時過ぎは入れないため星見風呂はできません。浴槽も4年前に大きく作り替えたそうで。帰りのバスが16:18と遅いので10時のチェックアウトで部屋さえ空ければ館内に滞在し風呂も自由なんですが、浴衣と丹前を返してしまうので風呂の脱ぎ着が大変になります。館内には野鳥の見える休憩所があり、喫茶も兼ねていてそこに滞在できます。朝の7時半からは野鳥観察会もあって宿の方が絶妙な口調で説明して下さるので勉強になりました。

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