ハイサワーをもっと楽しむためのいくつかの方法
「わ・る・な・らハイサワ~♪」
このテレビCMソング、あなたも幾度となく耳にしたことがあるでしょう。
「ハイサワー」は、株式会社博水社から発売されている焼酎割り飲料です。
このハイサワー、実はお酒を割るのはもちろん、そのまま清涼飲料水としてもおいしくいただけるそう。
私が子どもの頃に放送していたCMのせいか、「酩酊するレベルまで飲むおじさんの愛飲品」というイメージが大人になっても脳裏に焼き付いていたのですが、ターゲット層はもっと幅広いようですね。
ということは、もっともっとハイサワーを楽しむための秘伝のレシピなんかが、本当はあるのではなかろうか……!?
それ、知りたい。
知って試してみたい。
というわけで、あるかどうかはわかりませんが、秘伝のレシピを教えてもらうために、ずうずうしくも株式会社博水社の本社へとノコノコうかがってまいりました。
こちらは、本社近くに停められていたハイサワーの宣伝カー。
パンチが効いたステキなデザインの車です。
街中でもっと見かけたい。
こちらが今回の企画を対応してくださった、広報担当の原口彩也香さん。
ハイサワー秘伝レシピを探るべく、さっそく取材を開始しました。
──これは確認なのですが、割材ということは、ハイサワーってお酒が入っているわけではないんですよね?
はい。これがよく誤解されているんですが、あくまでも「お酒を割る」飲料なので、ハイサワー自体にアルコール成分は入っていないんです。ハイサワーは海外のカクテルをヒントに二代目社長が開発した割り物飲料で、基本的には「なんでも割っていい」という考え方の商品なんです。
──なるほど。確かにそれならば、お酒を飲まない人も十分楽しめる可能性がありますよね。「なんでも」ということは、お酒以外のジュースでもいいし、料理に使用してもOKということですね?
そうですね。博水社では料理に使うことも奨励していますよ。もしよろしければいくつかレシピをお教えしましょうか。
なんと、特にこちらからお願いするまでもなく、教えてもらえちゃいました!
レシピと原口さんからのアドバイスを基に実際に作ってみましょう!
レシピ1:二日酔い防止に最適! 大根おろしサワー
まず、原口さんが挙げてくれたのが「大根おろしサワー」。
サワーに大根おろし……!?
一瞬ひるんでしまう組み合わせですよね……。
大根おろしの汁まで全部入れることがポイントです!
ええーーー! ……それ、本当においしいの?
使うハイサワーの味はなんでもいいようですが、とりあえず基本のレモンでいきましょう。
まずは、甲類焼酎とハイサワーレモンを1:3で注ぎ、レモンサワーを作ります。
そして、一生懸命にすった大根おろしを……
レモンサワーの上にドーーーーン!
原口さんの教えに沿って、汁までたっぷりと入れましたよ、ええ。
さて、出来上がった大根おろしレモンサワーのお味の方はというと……
う、うまい!
予想外でしたが、かなりおいしいです。
レモンサワーの酸味が、サッパリした大根の後味とすごくマッチしてる感じ。
このサワーにはちょっとした健康効果があるんです。なんと、ビタミンCが豊富に含まれる大根の力で、二日酔いになりにくくなると言われているんですよ。平日の宅飲みにオススメのレシピです。
おいしい上に二日酔い防止までしてくれるなんて……。
いきなり素晴らしいレシピを教えていただきました!
レシピ2:ハイサワーレモンそうめん
次におすすめされたのが「ハイサワーレモンそうめん」。
思わず「罰ゲームかい!!!」と口に出してしまいました。
炭酸入りの麺つゆとか、普通に考えて、おいしいわけがない。
いえ、そんなことないんです。これは現在の博水社社長が思いついたレシピですから! 信じて試してみてください!
疑念を抱きつつも実際に作ってみました。
濃縮タイプの麺つゆとハイサワーレモンを1:3で注ぎ、炭酸入り麺つゆを作ります。
レモンサワー味の麺つゆにゆでたそうめんを添えて、いざ実食!
芸人ばりのリアクションの準備をしていたのですが、
これがですね……驚くべきことに、すさまじくおいしかったんですよ!
私はそこまでそうめん好きではないんですけど、この麺つゆなら一気に4把は消費できると思いましたね。
どういう味なのかというと、ちょっと難しいのですが、一番近いのは「ポン酢」です。
そう、ポン酢に似ていると思いますよ。酸味があって、さらにシュワッとした食感の楽しさが生まれて。一度食べるとクセになる方が多いそうですよ。
確かに、この麺つゆのためだけにハイサワーを常備してもいいと思えるくらいおいしいレシピでした。
晩酌で飲み残したハイサワーを、翌日のお昼ごはんに使うという再利用もできますね。
レシピ3:ハイサワーレモン鍋
3つ目は、冬場に絶対ハマるという「ハイサワーレモン鍋」。
そうめんに続きこれも罰ゲーム感がありますが、あの麺つゆの威力を体感した今なら信じられる!
たぶん、これもすごくおいしいんだと思います。
そうなんです。実はこの鍋は社内の女性社員たちから圧倒的な人気を誇っているレシピなんですよ。エスニックテイストに仕上げるのがポイントです。
なるほど、レモンといえばエスニックとの相性がバツグン。
やはり期待できそうですね。
まずは、だし汁2カップとお好みの具材を入れます。
私は牡蠣とエビと鶏肉、しめじに白菜、ねぎ、輪切りのしょうが、もやし、にらにしました。
だし汁が沸騰して、具材が煮えてきたらハイサワーレモンを8カップ入れます。
キムチの素と柚子胡椒、塩コショウで味を調えたら出来上がりです。
おお~、これはなんとなく食べたことのある味……。
そう、タイ料理のトムヤムクンに近い印象です!
レモンの効果でわりと酸っぱく仕上がりますが、これは好みによってはハイサワーの量を増やしてもっと酸っぱくしてもいいかもしれません。
炭酸がお肉を柔らかくしてくれるので、安価なお肉でもおいしくできると思います。味はお好みで調整してみてください。
鍋の〆に春雨やパッタイを入れるとさらにエスニック感が増します。
これを食べながらハイサワーを飲む自宅飲み会とか、最高じゃないですかね。
レシピ4:トマトのハイサワーピクルス
せっかくなので、レモン以外で作れるレシピもないですか~?
という、さらにずうずうしいお願いに原口さんが応えてくれました。
レモンと同様に汎用(はんよう)性の高いハイサワーウメを使ったレシピ「トマトのハイサワーピクルス」はいかがでしょうか。実は、これは博水社ではなくハイサワーの大ファンのお客様が考案したレシピなんですよ。
そ、それはレア!
それこそ秘伝じゃないですか。
ぜひ教えてください!
こちらのハイサワーウメを使用します。
手順は至ってシンプル。
ミニトマトをハイサワーウメに漬けて、冷蔵庫で冷やすだけ。
念のため、今回は6時間ほど漬けておきましたが、これは漬け具合の好みで時短してもOK。
出来上がった冷え冷えのハイサワー漬けトマト。
さっそく、ひとつぶ口に入れてみました。
こ、これは……ずばりピクルス!
しかもほんのり梅風味でこれがひとひねり効いていておいしい!
ハイサワー好きのお客様が考えただけに、ハイサワーにぴったりのオツマミですよね。
これ、我が家の常備菜にすることに決定。
トマトだけでなく、パプリカあたりもいけるのではないかとにらんでいます。
いかがでしたか?
博水社直伝のハイサワーレシピ集。
今回紹介したレシピ以外でも、パンケーキやスコーンなどおやつの隠し味に使ってもおいしいそうですよ。
下戸の方も、お子様のいらっしゃるご家庭でも、これからはハイサワーを常備しておくことをおすすめします!
会社情報
株式会社博水社